KAORU-BlueRose | KAEDE-BlueRose | KAWORU-BlueRose | Gon | |||
備考 | 冒険、動物調教 | 家事、内職、留守番 | 冒険、戦闘専門 | 鍛冶屋 | ||
所属 | 3z9 [Dragon Tamer] |
3z9 [Zatuyo-Gakari] |
3z9 [……no title] |
無所属 | ||
称号 | The Glorious GM Mage |
Adept Chef |
The Admirable GM Swordsman |
Master Smith |
||
STR | 94 | 57 | 97 | 75 | ||
DEX | 71 | 44 | 85 | 26 | ||
INT | 60 | 41 | 43 | 22 | ||
戦術 | 81.8 | 99.4 | ||||
剣術 | 100.0 | |||||
棒術 | 9.4 | |||||
弓術 | 94.6 | |||||
格闘術 | 97.2 | 97.2 | ||||
魔術 | 100.0 | 54.5 | 64.0 | 52.8 | ||
魔法抵抗 | 68.8 | 0.5 | 57.5 | |||
隠れ | 95.9 | 77.8 | 95.0 | 80.7 | ||
追跡 | 16.3 | 23.3 | 28.7 | |||
治癒術 | 68.9 | |||||
動物調教 | 100.0 | |||||
音楽 | 90.8 | |||||
扇動 | 66.8 | |||||
裁縫 | 18.0 | 53.1 | ||||
料理 | 87.9 | |||||
伐採 | 52.1 | |||||
大工 | 55.3 | |||||
弓矢作成 | 40.7 | 36.2 | ||||
鍛冶 | 91.1 | |||||
採掘 | 91.6 | |||||
細工 | 66.2 | 63.2 | ||||
鍵開け | 28.5 | |||||
Item ID | 0.0 | |||||
Arms Lore | 14.3 | |||||
1998.11/30 時点のステータス
1998.11/25 百九十四日目 |
「Asuka」編……バード |
シャンシャン……シャンシャン……!
ダンジョン「Wrong」の北……。
「Lost Land」の”雪国”へと通じるその洞窟を。
誰ともなしに、「アイスダンジョン」と呼ぶようになっていた。
”Ice”と頭につけられた新モンスターが多く登場すること。
そして、その洞窟が一面、氷雪で覆われていることからだろう。
そのアイスダンジョン。
日本時間の昼間。
訪れる冒険者たちの数が、めっきり少なくなる頃。
涼やかな”タンバリン”の音が、洞窟の中でコダマしていた
その音色に魅了され、あるいは鼓舞され。
モンスター同士が、戦いを始めた。
”扇動”。
バードといわれる、楽器を使うSkill。
音楽、扇動、和平、誘惑の四種類のSkillがあり。
音楽を軸に、他の三種のSkillを使う、風変わりな技能。
その中でも、扇動というSkillは……。
ふたつの生物を扇動し、戦い合わせることができるという、超絶的に便利なモノです。
と、いうことで。
バードキャラを作成しました!
……というわけではなく(^^;
扇動され、二体のスノウエレメンタルが、同士討ちを繰り広げている。
その体力ゲージが、残り少ないのを見て……。
「Kal Des Flam Ylem」
7thの攻撃魔法、メテオスウォーム(の詠唱)。
無数の隕石が二体のエレメンタルを襲い。
そして、霧散させた。
その直後、背後から龍の雄叫びが。
白龍……ホワイトワームがspawnしたのだ。
慌てず騒がず。
そのホワイトワームをしもべにしようと、調教を開始した……。
……とまあ、そういったわけで。
「KAORU」の「動物調教」、「魔術」などを維持しつつ、バードSkillである「音楽」、「扇動」を身につけさせました。
マスタークラスにまで成長していた「裁縫」を捨て。
まれに使っていた、「棒術」、「追跡」、「Item ID」を破棄。
そして、ゆくゆくは、「戦術」をも削っていくつもりです。
メインを、「動物調教」、「魔術」、「魔法抵抗」、「隠れ」、「格闘術」、「音楽」、「扇動」の七つにしていく予定です。
「音楽」と「扇動」ではなく、「戦術」と「剣術or弓術」にする手も考えたのですが……。
それだと、「KAWORU」と似たタイプになってしまいます。
ならばいっそ……と。
いままで、憧れであったバードSkillを身につけさせてしまおうと思い立ったわけです。
何回か書いていますが、私は、昼間でのプレイが主体ですから。
やっぱり、単独行動が大半を占めるわけです。
そういうわけで、ひとりで冒険できるSkillを、身につけたかったんですよね。
それで……バードSkillを身につけ、それで冒険をしてみたら……。
私の考えは、間違いではなかったようです(^^
それは、一回の冒険での稼ぎを比べることで、一目瞭然。
バードをするようになるまでは、魔法ONLYの「KAORU」では、一回ダンジョンにもぐっても、2000〜3000gp稼ぐのがやっと。
ところが、扇動を使えるようなって。
一時間も経たずに、3000〜5000gpを稼ぎ出すことができます。
それだけ、多くのモンスターを倒しているということです(^^
大量のモンスターたちを、同士討ちで壊滅させていくことができるバード。
むっちゃくちゃ快感です!(うっとり)
いまはまだ、Skillが低いし。
そして、称号アップを目論んでいるので、しばらくはアイスダンジョンに入り浸ることになるでしょうが……。
ゆくゆくは、タンバリンと少しばかりの秘薬を手に。
世界を、冒険して回ろうと思います(^^
1998.11/28 百九十七日目 |
「Asuka」編……いざ、大海原へ! |
某月某日、昼。
「White Wyrm」が現れ、Tameする利点が減った「Dragon」。
その「Dragon」をひさしぶりにペットにしようと、ダンジョン「デスタード」へ。
途中、「TP」の略称を付け、青系統に衣装を統一した集団と出会う。
英語で話し掛けられ、あわあわあわ(^^;;;
「Asuka」では、あまり外人と話していないので、どぎまぎ。
五、六人で楽しそうに冒険している彼らを、羨ましく思った。
……うう〜ん、私が所属している「山賊」は、単独行動多いです。
冒険を楽しむ……とかそういうのじゃなくて、おもにひとりで、狩りや、キャラ育成を楽しんでいる感じ。
なんどか、一緒にダンジョンいこうぜ〜って提案しても、良い反応が無い(^^;
……あんまり強そうで無い「TP」の人たち(失礼(^^;)が、一丸となって奮闘している。
そんな彼らを見て、”仲間と一緒に冒険を楽しみたい”という思いが強くなる。
ウェブを見て回って……。
毎日のように、ダンジョンへ潜っているギルドを探して。
仲間に入れてもらおうかな、なんて思った出来事でした。
そんでもって。
「Dragon」発見。
元気満々のドラゴンブレスは、40ダメージでした(@@;
あやうく死にかけた所を、「TP」の人たちにG heal を掛けてもらって、命拾い。
「ブレードスピリッツ」をけしかけ、毒に冒させ。
毒でじわじわダメージ受けさせている所に、「ジャイアントサーペント」や「Drake」をけしかけ、生命力を削る。
あれよあれよと減っていく「Dragon」の生命力。
生命力が減れば、ドラゴンブレスも、劇的に弱まります。
ドラゴンブレスがあまり痛くなくなったところを見計らって、回復魔法「キュアー」を掛け、毒を癒してやります。
そんでもって、Tame。
あんまり、「Dragon」の体力を削りすぎてしまうと、飛んで逃げ回ってしまうので、ほどほどに。
なんとかTameして、孤島の街「サーペンツホールド」の厩舎に預けます。
……ペットにしたはいいものの、使い道が見つからない(笑)。
某月某日、昼。
「アイスダンジョン」の出入り口には、大量のモンスターがひしめいていることがあります。
ダンジョンに入ったモノの、あまりのモンスターの数に恐れを無し。
逃げ回ったあげく、入口近くまでモンスターを引き連れてきてしまうPCが多いからでしょう。
(入口近くにモンスターがたまっていた場合、倒してみたら、冒険者たちの遺留品を持っていることがあります。
持ち主不明なので、ありがたく頂戴します(笑))
そんなことがあるので。
「アイスダンジョン」内部に直接、魔法で入るようにしています。
けれど、リコールした先に、大量のモンスターが居て……といったことが何度かあったので。
最近は、7thの「ゲートトラベル」の魔法を使っています。
この魔法を、場所を記憶させた「リコールRune」に使うと。
青く光る楕円形の「ゲート」が現れ、現在の場所と、そのRuneに記憶させておいた場所とを繋ぐ通路を一時的に作り出すことができます。
数人の仲間と、いっぺんに移動したい時。
ペットを連れたまま、移動したい時。
重たい物を、いっぺんに輸送したい時などに使われます。
これで、「アイスダンジョン」の「White Wyrm」がspawnする場所の近くに移動します。
もしも、移動先に大量のモンスターが居たら、慌てず騒がす、自分で出したゲートをもう一度くぐり直せば、元居た場所に戻れるわけです。
でもって、この時。
無事に、「WW」とは段差を隔てた場所に出くわしたので、余裕をもって近づき、Tameしようとしたのですが……。
私が出したゲートから、効果音とともに、ひとりのPCが現れてきます。
銀行で私が作り出したゲートに、行く場所も聞かずに、突っ込んできた模様(^^;
そんでもって。
眼前の「WW」を見て、
「wtf」
(なんてこった!……って意味らしいです)
でまあ、なにやら、ぺらぺらと英文を打ち込み、話し掛けてきます。
躊躇なく、英語で……。
なんで、英語圏の人間って、躊躇なく、英語で話し掛けて来るんだろう……?
相手が、英語苦手だって可能性を、考えないのだろうか?
私が、英語苦手だから、ゆっくり喋って?くれ〜っていっても。
つらつらつらつら……と喋りまくる。
……むっか〜っ。
あげく、私が辞書を取り出していたら、なんか、ふらふらと歩いて去ってしまうし。
そんでもって。
「WW」をTameし終え、「Ice Fiend」でも倒しに行こう……と思って歩き出したら、その外人、ゴーストで現れました(^^;;;
しかも、灰色name。
なにして、死んだんじゃああああっ(笑)。
拙い英語で、街へのゲートを出すから、帰れ!
っていって、ゲートを出しても、いっこうにゲートの中に入ろうとしないし。
彼の言葉を拾って、解析してみたところ、なにやら「どえらいヤツに殺られた!」とか。
しかも、べらべらとしゃべりやがる(++;
いい加減あたまに来たので、ほっとく(笑)。
某月某日、昼。
最近、「Kaworu」という人と、話をしています(マイキャラの「KAWORU」じゃないです)。
彼との出会いは、Asukaサーバーがオープンして、間もない頃。
8thの魔法も出回っておらず、「KAORU」が、まだハルバードを振り回していたときの話。
そのときの「KAORU」は、ダンジョン「ディシード」の通称”骨部屋”という、スケルトンばかり出る部屋で、稼いでいました。
そこで、お金と大量の骨鎧を入手していたわけです。
戦いに疲れ、ダンジョンを出ます。
「ディシード」のある場所は、いわゆる、「北極」。
白熊が、アザラシが、白狼が、白豹が歩き回っている、開けた土地。
当時は、PCが建築した建物など、数える程度。
外には、多くの動物たちが歩き回っていました。
その中でも、白狼(White Wolf)は、Animal TamingのSkill UPにもってこいです。
何頭もTameし、調子良くSkill UPしていたのですが……。
突然のコネクションロスト。
復帰してみれば、少しばかり戻されている様子。
そろそろ、馴染みの「ブリテイン」に帰ろうと、そのお土産として、白熊を二頭Tameします。
そんでもって。
7thの魔法「ゲートトラベル」を使用し、白熊二頭とともにゲートをくぐったのですが……。
なぜか、「KAORU」だけ、ゲートをくぐるのを失敗します。
再度くぐろうにも、移動先には、二頭の白熊が鎮座ましましている模様。
ブロックされて、移動ができません(;;
持っているRuneは、それヒトツのみ。
このままじゃ、帰れんぞおおお!(爆笑)
仕方なく、「ディシード」に戻って、冒険者の誰かにRuneを借りようと思い、「骨部屋」へと急ぎます。
と。
その途中、ゴーストと擦れ違います。
この北極には、「アンク」というものがあって。
それに触ることで、死者が復活することが可能なのです。
そのときの私は、8thをヒトツも持っていなかったので、そのゴーストを生き返らせることはできません。
けれど、手助けはできるだろう……あわよくば、Runeを借りてしまえ〜。
てことで、ゴーストと一緒に、北極の「アンク」まで行きます。
そのゴーストを追い掛けている最中、ふと、そのゴーストの名前を見ます。
「Kaworu」。
うお、同じ?名前だ(笑)。
「アンク」に触って、復活した彼にグレーターヒール(回復魔法)。
話を聞いてみれば、コネロスした後、再ログインしてみれば、大量のスケルトンに囲まれ、撲殺されたそうな。
荷物回収を手伝い、Runeも借りて、無事、ブリテインに帰還。
「Kaworu」さんは、お世話になりました〜って言って。
なんでも、初めて作成に成功したという、「グレーターヒールポーション」をヒトツ、譲ってくれました。
当時では、錬金術をやっている人、ごく少数で。
おっそろしく貴重な回復薬でした。
この、「Kaworu」さん特製の「Gヒールポーション」が、のちのち、「KAORU」の命を救った……。
とか、そんな話になったら美談になりますが。
気づいたら、無くなってました(爆笑)。
どこで使ったのかも、いまだに謎(^^;;;
この後、何度かブリテインの1stBANK前で会うなどして、会話を楽しみます。
昼間、結構プレイしているらしく、よく会うんですよね。
……とまあ、そんな、ちょっとした話。
某月某日、夕方。
”「Dragon」は、家の中で飼おうとしても、飛んで逃げてしまう。”
……そんな話を聞いていて、家に飼うのは諦めていましたが……。
なんと、飼っている人が居ました。
「Lag Town」という、プレイヤーONLYの街。
その街で活躍している、Tamerの「SASSI」さん。
風の都「Wind」の動物園で、何度か話をしたことがある人。
で。
「Lag Town」の秋祭り(前頁参照のこと)で、「SASSI」さんと会って話をしたのですが……。
なんと、家の中に、「Dragon」を飼っている!
聞いてみれば、ただ、赤い木箱で囲っているだけで、逃げないそうな。
……なんてこったい。
そのことを、山賊メンバーに言うと……。
仲間の「CIMA」さんが、「Dragon」を家に飼い始めました。
普通の一軒家。
かどっこに、赤Dragonを追い込み。
その周囲を、机を三段重ねで抑えていました。
でまあ、何日待っても、逃げる様子は無いらしい。
当時、「CIMA」さんの家でかこわれていた(笑)セクハラ王「Kotaro」さん。
この「Kotaro」さんが、サクッと15万gp相当の大きな平屋「ブリックハウス」を建築。
その新築祝いとして、私が「White Wyrm」を 1000gpで売って上げます。
……私は、「WW」を結構Tameしていますが、一度として、他人には売ったこと、ありません。
見ず知らずの人間に売りまくれば、かなりの額になるのでしょうが……。
やっぱり、巷に「WW」が溢れ返るのは、面白く無い。
「WW」を連れ歩くことができるのは、Dragon Tamerの特権であるべきだ!(笑)
……でもまあ、付き合いの長い仲間には、格安で売ったわけです。
この「White Wyrm」を、「Kotaro」さんは「CIMA」さんと同じ方法で囲い込みます。
……これまた、数日経っても逃げる様子が無い。
と、なると……。
と、すれば……。
ウチでも、Dragonを飼おう(笑)。
折しも、「サーペンツホールド」で、使い道がなかった「Dragon」を預けている状態でした。
早速、回収しに行きます。
まず、新居(ラージスミス)近くのRuneのみ持ち、鍵は持たず。
でもって、Dragonを預けているvendorの近くに行ってから、7thのゲートトラベルを唱え、通路を開きます。
そののち、「claim」といって、ペット受け取り。
どど〜ん……と、厩舎に巨大なDragonが姿を現します。
さあて、Dragonが暴れない内に、こっからおさらばしよう……と思った矢先!
「ahh!
Guards Help!
Murderer!」
突然、NPCのvendorが悲鳴を上げ、Guardを呼びます!
ぼんよよよ〜ん……と、耳慣れた(笑)音とともに、煙が出現。
その煙の中から、Guardが現れます……!
ハルバードを振りかざし、いままさに、Dragonに斬りかからんと……!
……しかし、間一髪。
ゲートの中を、くぐります。
いやあ、まじで危なかったです(^^;;;
あのまま、Dragonをコロされていたら……。
そのつぎは、「KAORU」が処刑される番でした。
新居近くになんとか移動してみれば、「KAORU」の名前はばっちりGray(犯罪者)。
しかも、ペットのDragonは恐ろしく不機嫌で、「KAORU」に噛み付こうとする有様。
新居の近くで、Dragonに対してstay命令をし、その場に留まらせ。
「KAORU」は、馴染みのジェロームにリコール。
宿屋で、ログアウト。
つぎに、あらかじめ新居に待機させていた、鍛冶キャラの「Gon」でログイン。
Tracking(追跡)Skillでもって、付近に人が居ないかを確かめ。
無人なのに安心し、即座にログアウト。
いそいで、「KAORU」でログイン。
新居の鍵を持って、新居にリコール。
ペットのDragonを、急き立てるように、新居へと引き入れます。
でもって、「CIMA」さんと「Kotaro」さんと同じように、Dragonを部屋のかどっこに追い込み。
周囲を、机の三段重ねでかこいます。
……家に、Dragonをかこうようになってから……かれこれ、数日。
いっこうに、逃げる気配はありません(^^
Dragonの凛々しい姿は、見ていて気持ち良いし。
こっちから攻撃を仕掛けると、5thまでの魔法で反撃してきます。
魔力はかなりの量を持っているものの。
消費魔力の多くない 5thまでしか使わないので、バンバン魔法を打ってきます。
しかも、4thのライトニング、3thのファイアーボールをこれでもかと連発してくるので、魔法抵抗のSkillをあげるのに、もってこいです(^^
ぎゃおーっす……って吠えまくって、ちょっと、うるさいけれど。
見目がよく、こちらが強くなるために利用もできる。
結構、自慢できる便利なペットですね(^^
某月某日、夕方。
雑用係「KAEDE」。
白龍「BR」を使役し、新都市Delcia周辺にて、皮剥。
裁縫Skillが低いので、革製品を縫うのに一苦労。
……さて。
白龍こと「White Wyrm」は、結構強いので……ちょっとばかり欲がでます。
「KAEDE」は純粋な生産キャラなので……。
モンスターを倒すなんてことは無く。
評判、称号などが上がる機会はないんですよね。
で。
無称号ってのは、いかにも、生産キャラだーぜー……っていっているようで。
ちと、格好悪いかな〜っと思いまして。
「BR」を使役し、ちょっくらモンスター退治(^^;
一回……二回……三回……と。
皮剥の後などに、ちょっとばかり遠出をして。
モンスターを、ちくちくと倒していました。
……そろそろ、評判があがってもおかしくないころだな……。
なんて、ちょっと欲を出して、街から遠く離れた土地に向かいます。
いつもなら、結構モンスターが湧いているのに、その日は、なかなか遭遇できませんでした。
やむなく、リーパーやコープサーといった、身動きできない、植物系モンスターを倒させたりします。
ところが、このリーパーとコープサーは、結構強い。
白龍「BR」、したたかにダメージを受ける。
そんじゃまあ、あと一匹、モンスターを倒したら、大人しく帰ろうかな……と、思った矢先。
モンスターの大軍団と遭遇……。
巨人エティン二体、異人ヘッドレスワン、翼人ハーピー、魔法生物ゲイザー。
や、やばい!
「br follow me」
私についておいで!
……この命令を連呼し、一刻も早く、モンスターたちから逃げようとしますが……。
ダメージをかなり負っていた「BR」は、普段よりも移動速度が遅くなっていました。
逃げようにも、モンスターたちに囲まれ……絶望的。
しかも、逃げようとした道から、新手のモンスター、トロールが!
「BR」を逃がそうと命令を連呼していた「KAEDE」に、トロールの巨大な手が振り下ろされます。
まったく、格闘術を学んでいなかった「KAEDE」は、そのトロールによって、みるみる体力を削られます。
逃げようとしたら、他のモンスターにぶつかって、足止めをくらい。
あげく、囲まれ……。
白龍「BR」。
「KAORU」が、初めてTameした、「White Wyrm」。
長い間、狩りを一緒に楽しんだ相棒。
その「BR」を見捨てることに躊躇を覚え。
「リコール」の魔法で逃げるタイミングを、あきらかに誤り。
「BR」が、もう救いようの無い状態に入ったことを知り、「リコール」で逃げようと思ったときには……。
「KAEDE」の視界は、暗転していました(涙)。
灰色の世界の中……。
空を飛んで、逃げようとする「BR」の姿が、目に入ります。
うまい具合に、段差の上に逃れたようですが……。
そこにも、新手のモンスターが。
たすかりっこ無い。
……そう判断し、その場でログアウト。
正規のログアウトではないので、完全にログアウトするまで、五分の時間が必要です。
五分後、「KAORU」でログインし、現場へ急行。
しかしそこには、例のモンスター軍団が居るだけで、「BR」の姿はありません。
コロされて、その遺体はすでに腐ったのか。
……あるいは、逃げられたのか。
モンスター軍団を、バードの扇動でもって同士討ちさせ、撃破。
「KAEDE」の遺品を、全て回収。
……けれど、白龍「BR」はみつかりません。
「BR COME!」
辺りを走り、命令を連呼しても、愛龍のいらえありません。
半ば封印していたTrackingSkillを使って、あたりを捜索しましたが……やはり……みつからず。
一番長く、共に行動していた、ペットを失い……。
しばらく、脱力感。
……できれば、逃げ切れていて欲しい。
あれから、数日が経っているので……。
逃げ切れていたとしても、野生化しているでしょう。
「BR」と名づけられた、White Wyrmが……Delciaの東の地に、いまも、居るのかもしれません。
いえ、できれば、そうなっていて欲しいですね……。
某月某日、夜。
やることはあるけれど、いまひとつ、やる気が起きなかったので……。
以前から考えていた、船購入計画を発動させます。
船を買うのに際し、四つの目的がありました。
……まだ、行ったことのない孤島を探索する。
……船からの鉱石(ore)掘りが、なかなか具合良いらしいので、やってみたい。
……海洋生物の「イルカ」をTameする。
……海上で遭遇するモンスターで一稼ぎ。
さて。
以前から使っている、小さな家と、新居であるラージスミスと同じ「地域サーバー」に存在する「ジェローム」という街を、最近愛用しています。
(『UO』では、Asuka、Bajaなどのサーバーがありますが……。
数百、数千のプレイヤーを受け入れるためには、ひとつのサーバーではまかないきれません。
ですので、ひとつの世界(Asuka、Bajaなど)を、地域別のサーバーに分けて。
すなわち、この土地は第一サーバーで。
このダンジョンは第二サーバーで……といった具合に分けて、統合しております。
Asukaという世界は、7〜8個のサーバーでもって、形作られているわけです。
この、地域別サーバーを行き来する際、”ちょっとした面倒なこと”があるので。
私は、なるべく同じ地域サーバーで活動できるよう、そのサーバーにある街を利用しています)
この「ジェローム」は島であり、街の中に二ヶ所、港が存在します。
ここで船を買い、さあ、着水?させるぞ……と、港を散策していたら……。
ひとりのPCが歩いてきて、「KAORU」の姿を見て、足を止めます。
……ん、なんだろ?
と思っていたら……。
ginji「日記、見てます」
と言って、タタタッと走り去っていきました。
お、おおうっ!(*^^*;
嬉し恥ずかしってヤツですね(^^
「日記見てます」……なんて、見ず知らずの人に言われたの、久しぶりだなー。
……なにせ、この日記、ほとんど、どこともリンクしてもらってないから(^^;;;
以前、がんばって運営していた、Leaf系のホームページがあります。
そのHPを運営している際、相互リンクの依頼とかで、色々面倒なことがあったから……億劫になってるんですよね。
……って、ヲイ。
いまも運営しているだろうがっ(爆)> Leaf系HP
まあ、それはそれとして(ヲヲイ)。
この出来事の数日後、『UO』プレイヤーの多くが見ており、かつ、一番盛況な掲示板。
通称『UO Board』にて、この「ginji」という方の書き込みが……。
”coolなUO関連のプレイ日記ご存知ですか?”
って題名で、面白い『UO』日記を教えてください……って感じでした。
で。
この「ginji」さん、私のお薦めは……といって、三つのUO日記を紹介していました。
……その中に、私の日記が……(涙)。
くうう、嬉しか〜っ(涙)。
「kuro」さんといい、「Asyura」さんといい、「ginji」さんといい……。
私の日記を、面白いといってくれた人に、悪い人はいないねっ!(笑)
最近、マンネリ気味だって私の日記。
もうちょっと、頑張ってみよう……って思った出来事でした。
某月某日、深夜。
さあ、いよいよ、船旅だ!
行ったことのない、未踏の地へ赴かんっ。
たくさんのRuneと、魔法の秘薬、それに食料。
準備は万端。
さあ、出航だ!
Tetora 「六分儀もってるよね?」
KAORU 「………」
vendor buy
さ、さあ、気を取り直し、出航だ〜っ。
「ジェローム」の港から、帆船「Blue Wyvern」がするすると海を駆ける。
海ならではの、小波の効果音。
そして、音楽。
うーん、海だねえ……(^^
NPCの街が無く、行く意味が無かったので、いままで赴くことのなかった、数多の島々。
その島たちひとつひとつに上陸し、探索します。
「ジェローム」の近くは、南洋の雰囲気。
どの島も、密林状態。
ほとんど例外もなく、密林の中から、凶暴なワニが襲いかかってきます(^^;;;
Tameしたり、魔法で倒したり、Bardの扇動で倒したり……。
獣皮を剥いで、肉をそぎ取り。
船の中に、運び入れます。
色々な島を訪れましたが、結構、単調(^^;
どの島にも、ほとんどといっていいほど、PCの家が建っていました。
でもまあ、面白いこともあったりして……。
例えば、いままで見たこともなかった、NPCの建物があったり。
PCの建物を見て、何気なくAllname。
ちょっとした知り合いの名前が、そこにあったり。
とある島では、スパーorDUELの真っ最中。
通りかかった「KAORU」に、「こんばんわ^^」なんて話し掛けてきます。
とある島の、T2Aへ通じるゲートがあるところでは、十数人でパーティーの真っ最中。
ちょっと場違いな感じがしたので、邪魔しないように、退散します(^^;
また、PCが作った街、通称「ジパング」を見てみます。
うーん……私が以前居たBajaでも、街を作っていたようですが……。
「Lag Town」と違って、いまひとつ色気が無いな〜(失礼(^^;)
また、この島から、T2A……Lost Landに赴けたり。
途中、三人くらいのパーティーと出くわし、ちょっとした会話を楽しんだり。
あと、そうそう。
海を旅していると、「ウォーターエレメンタル」に何回か遭遇し、襲撃されます。
海上の旅自体は結構単調なので、喜んで迎撃。
倒しても美味しくない、「シーサーペント」にも喧嘩売ったし(^^;
そして……船旅の目的のひとつでもあった、イルカと遭遇。
Tameに挑戦しますが……。
You cant tame that!
ふごっ!?
イルカって、調教できない生物なの!?(涙)
以前、調教できるって、本で読んだ記憶があるのにぃっ。
……このやるせない気持ち。
それを晴らそうと、近くに来たウォーターエレメンタルを、イルカに対して扇動(ヲイ)。
くーっ、くーっ……とか。
そんな感じの哀れっぽい悲鳴を上げながら、やがて、イルカ死亡。
……う、なんか罪悪感が……。
その時の写真。
もう二度と、イルカを死なせはすまい(涙)。
でまあ、時間も時間なので。
近くの島に停泊し、錨を下ろします。
また、船旅をしようっと……。
そう思った矢先、評判稼ぎに夢中になりだしたので、あれから船旅してないです(^^;;;
評判稼ぎが落ち着いたら、また、未踏の地を制覇しないと。
それが終わったら、いよいよ、新大陸 Lost Landでの、波乱に満ちた船旅が始まることでしょう……。
1998.12/01 二百日目 |
「Asuka」編……灰色のLady…… |
アイスダンジョン……。
魔力を使い果たした、「White Wyrm」。
「A」と名づけられた、その白龍の周囲で、二体の「ブレードスピリッツ(5thの魔法)」が暴れ狂っていた。
White Wyrmの「A」は……”彼”は、自分に襲いかかってくるブレードスピリッツに対し、牙で、爪で、対抗する。
……やがて、魔力が回復したのか、彼は「ディスペル」の魔法でもって、一体のブレードスピリッツを消滅させた。
しかし、残り一体のブレードスピリッツは、執拗に彼を責め立て、命を削り取っていく。
”助けてくれ……!”
……彼は、悲鳴を上げ、助けを求める。
側に居る、自分の”主”……Dragon Tamerである、人間の女に。
”マスター、どうか、この忌まわしい精霊達を、消し去ってくれ……!”
人間の女……彼の主は、魔法を使うための詠唱を行う。
「In Jux Hur Ylem」
やがて現れる、もう一体のブレードスピリッツ。
そのブレードスピリッツも、彼に襲いかかっていく。
”これは、あなたの仕業なのかっ!?”
彼を責め立てる剣の精霊は、全て、自分の主が召還したものだったのだ。
……自分は、裏切られたのか!?
初めて、主と認めた……自分の心をつかんだ、人間に……。
”なぜ、私がこんな目に合わなければならないっ!?”
肉体とともに、精神も切り裂かれていく。
”マスター! 止めてくれっ! ……私は、まだ……!”
――死にたくない。
……断末魔の悲鳴を上げ、彼は地面に倒れ込んだ。
a lot of karma and fame
絶命したWhite Wyrmに歩みより、人間の女…「KAORU」は。
白龍が抱え込んでいた財宝を、奪い取る。
そして、ふと、自分の名前を確認する。
数日前に、「Glorious」の称号を得た。
あとは、名声を高めれば、最高の称号である、「Glorious Lady(Lord)」となる。
念願の称号。
その称号を手に入れた者の名前には。
「Lady」、あるいは「Lord」という称号が、先頭につけられる。
……そろそろ、「Glorious Lady」になってもおかしくはないはず。
そう思って、自分の名前を確認すると……。
「Lady KAORU-BlueRose」
手に入れたのだ。
念願の、称号を。
「Glorious Lady」になったのだ。
しかし、その名前は。
いままでの所行を象徴するかのように、灰色に染まっていた……。
ペットにした「White Wyrm」を自らの手で殺し。
評判を手に入れたのだから。
Tamer(調教師)が、ペットにした動物を、殺害する。
……それは、『UO』の世界では日常茶飯事の出来事。
なぜなら。
そうしなければ、Tamerは無数のペットを養わなければならないことになる。
厩舎に預けるには、一定の金銭が必要だ。
また、Tamerがつぎつぎにペットを厩舎に預ければ、世界中の厩舎が満杯になってしまうだろう。
そのため、”用済み”になったペットは、releaseして殺したり。
あるいは、ペットのまま殺したり、敵いもしない生物に攻撃させ、返り討ちに合わせる。
そうしなければ、Tamerはやっていけないのだから。
Tamerをやるようになって、それを実感するようになる。
『UO』をはじめた当初は、そんなTamerの仕打ちに憤りを覚えたものだ。
「牡牛をTameしたんだけど、ペットとして、いる?」
「いらないよ。肉にしちゃえ(w」
そんな会話を聞いて、正直、悲しくなった。
でも、そうしなければ……。
そうしないと、Tamerはやっていけない。
いちいち、ペットにした動物たちのことをかまっていたら、お金を稼ぐことはできないし。
そして、Skillを高めていくことはできないのだから。
「White Wyrm」を、すでに数十頭とTameしていますが。
しかし、その多くを、”処分”しています。
「White Wyrm」を使役し、アイスダンジョンのモンスターを倒させ。
そののち、疲れ切ったところで、殺す。
あっという間に、多くの財宝と評判を得ることできます。
ペットにした白龍を、すべて、厩舎に預けるようにしたら……。
あっという間に、厩舎は満杯になってしまうでしょう。
そしてまた、一度ダンジョンの外に出したら。
白龍の力は、半減してしまいます。
だから……。
Tameし、使役し、処分。
この流れを、繰り返す。
ゲームの中なのだから。
……そう割り切ることもできるのだけれど。
『UO』をはじめた当初、そんな風に割り切っていただろうか?
見るものすべてが、新鮮で。
まるで、そこにもうひとつの現実があるかのように、その世界に没頭したものだ。
素手で、動物を撲殺する。
その際の動物達の悲鳴に。
小さいながらも、心が痛んだ。
「KAORU」で、街中を走ることが、楽しくて仕方なかった。
ちょっとした出来事が、どれもこれも、新鮮で。
「KAORU」という、ひとりの人間を意識して演じたこともあった。
ドレスアップした彼女の姿を、可愛らしいと思った。
……けれど、いつの間にかに。
「KAORU」は、私の手駒になっていることを意識する。
「KAORU」の性格うんぬんを考えることなどなくなり。
「KAORU」というキャラクターは、私が『UO』をゲームとして楽しむための、いわば分身と化していた。
ロールプレイとかではなく。
”自分”を意識とした、分身。
「KAORU」としてではなく、プレイヤーである私として世界を移動し。
私として、モンスターたちと戦い。
私として、他のPCと会話する。
新鮮さを失っていった『UO』は。
いつの頃からか、”楽しいゲーム”として、意識するようになる。
最初意識していた、もうひとつの世界、現実としてではなく。
遊ぶための舞台として、意識する。
そして、この時……。
灰色で、「Lady KAORU-BlueRose」と表示される、彼女の姿に。
私はふと、思う。
いままで想像していた「KAORU」という人格。
もしも彼女なら、いまの”自分”……彼女自身の姿を、どう思うだろうか。
犯罪者となってまで、ペットを殺して、評判と金銭を得る姿に。
……いいや、違う。
彼女だったら、そんなことはしない。
この世界で生きるようになって。
裁縫をチクチクやって……頑張って、少しずつお金を稼いでいた彼女に。
動物を撲殺することに、ためらいを覚えていた彼女に。
盗賊や人殺しと出会い、彼らの所行に憤りを感じていた彼女に。
はじめて馬を手に入れ、「Fuu」と名付け。その愛馬を失ったとき、悲しんだ彼女に。
そんな彼女が、モンスターとはいえ。
自分に従うようになった「White Wyrm」を、自らの手で、殺すことなどできるだろうか?
……ふと、そう思い。
いつのまにかに、彼女のことを考えていなかった”自分”に、気づく。
灰色のLady。
……ごめん、ごめんよ。
「KAORU」の息吹を、ふと思いだし。
彼女の背中が、無性に悲しく思えて。
謝りたくなった。
……『UO』を、”ゲーム”として遊ぶことは、楽しい。
現に、性格などを想像せずにいる「KAWORU」での冒険は、のびのびと遊べる。
けれど、また。
初めての大規模なオンラインゲームである『UO』。
これから、オンラインゲームは無数に作られていくことになるのでしょうけど。
いまの『UO』ほど、プレイヤーが長期間、集中することがあるでしょうか?
多くの人が遊ぶ、『UO』。
そんな『UO』で、「 ロールプレイング」はできないだろうか、と考えます。
役割を演じること。
そのキャラクターの性格のままプレイし、多くの人々相手に、演じて楽しむ。
学生時代、遊びまくっていた「テーブルトーク ロールプレイング ゲーム」。
それを、時間を気にすることなく、また、家を出ることなく、好きな時間に楽しむことができる。
『UO』には、そんな可能性があります。
……まれに、『UO』でのロールプレイングが語られることがあります。
けれど、日本人には、できていないことが現状です。
たとえ、誰かがロールプレイをしたとしても。
それに応じようというかたは、少ないでしょう。
ならば……。
それならば、ロールプレイをしたいという人を、集めてはどうだろうか?
ギルドを作り、それに加入してもらい。
一目で、仲間だとわかるようにすれば……。
仲間同士で、ロールプレイを楽しむことができる。
同じ嗜好を持つ人間相手なら、気兼ねなく、ロールプレイを楽しむことができるのではないでしょうか?
そんなことを夢想しつつ、私は、ラージスミスという、大きな建築物を購入し、建てました。
そして。
その玄関先に、鍛冶キャラ「Gon」でもって、ギルドストーンを設置します。
そのギルドの名は、「Role Playng Game」。
略称「RPG」……。
夢想のまま、終わらせたくないですね(^^;
◇