KAORU-BlueRose KAEDE-BlueRose KAWORU-BlueRose Gon
備考 冒険、動物調教 家事、内職、留守番 冒険、戦闘専門 鍛冶屋
所属 3z9
[Dragon Tamer]
3z9
[Zatuyo-Gakari]
3z9
[……no title]
無所属
称号 The Admirable
GM Mage

Adept Chef
The Proper
GM Swordsman

Master Miner
STR 96 46 100 62
DEX 57 29 82 25
INT 72 32 43 22
戦術 89.6 99.0
剣術 8.6 100.0
棒術 25.9
弓術 94.0
格闘術 100.0 97.2
魔術 100.0 53.2 54.8 52.3
錬金術
魔法抵抗 65.9 52.4
隠れ 95.8 48.7 94.7 78.2
追跡 40.1 14.9 27.5
治癒術 68.8
動物調教 100.0
音楽 0.0
裁縫 91.7 30.1
料理 83.6
伐採 42.3
大工 49.4
弓矢作成 39.3
鍛冶 90.1
採掘 91.2
細工 66.0 62.4
鍵開け 33.8
Item ID 12.7
Arms Lore

1998.11/15 時点のステータス



1998.11/06 百七十五日目
「Asuka」編……ホワイトワーム
 目の前に、巨大な瞳。

 その眼は殺意に光り、深紅に彩られていた。
 近寄れば、噛み殺さんとばかりの雰囲気。

 「ホワイトワーム」。
 それが、彼らの種への名称だ。

 巨大な……巨大な、龍。
 純白の龍。

 この、凍てついたダンジョンの、主とも言うべき存在。
 近寄れば、高レベルの魔法「フレイムストライク」を連続で叩きつけられ。
 と同時に、彼らから発せられる凍てつく空気が、人間たちにダメージを与え。
 そして、その巨大な前足から繰り出される攻撃は、熟練の戦士たちをなぎ倒す。

 そんな、白龍の前に、ひとりの人間が立ち。
 幾度となく、白龍に向かって、声を投げかけていた。

 とくとくと説き伏せるような感じで、
 あるいは、甘く優しい声音で、
 ときに、叱りつけるような口調で。

 その人間の熱意に負けたのか、とうとう、白龍の攻撃意欲が収まる。
 真っ赤に燃えていた瞳は、穏やかな色になり。
 その人間の言葉に反応し……そして、命令にしたがうようになった。

 そう、白龍は、その人間を主と認め、従うことにしたのだ。

「お前の名前は、”BR”。
 今日から、私が、そう呼ぶことにする。

 さあ、おいで”BR”!
 私とともに、世界を駆けよう!」

 その人間……KAORUの言葉に従い、白龍「BR」は、その純白の翼を羽ばたかせ、空を飛んだ……。


 動物調教師……Tamerをやっていて、この時ほど、嬉しかったことはありません。


 最初に彼ら……ホワイトワームこと「白龍」に出会ったのは……。
 『T2A』の「Lost Land」にある、「デルシア」という名の街でした。

 冒険を終え、その「デルシア」の銀行のところまできた私は……。
 その銀行の前で静かに佇んでいる、巨大な生き物を眼にして、立ちすくんでしまいました。

 し、白いドラゴンだ……!!

 白いドラゴン……ホワイトワームの存在は、すでに知っていました。
 通称アイスダンジョンに住んでおり、強力な魔法を使うモンスターだと。
 そして、それを調教し、使役することが可能である……と。

 けれど。
 いくら調教できても、旧世界に巣くうドラゴンたちと同じように、”きかん坊”では意味がありません。
 ドラゴンやドレイクは、たとえ従えることができても。
 近くに、PCなどが通りかかった場合、いきなり不機嫌になり。
 ときには、勝手に攻撃を仕掛けてしまう場合があります。

 その凶暴さ故に。
 街中につれていけば、別のPCに攻撃を仕掛けてしまい、あっというまに、Guardに処刑されてしまいます。

 そんなモノをペットにしても、人に迷惑をかけるだけで、まったく意味は無い。
 そう考えていて、ホワイトワームもしょせん、そんなものだろうと思い、まったく興味はなかったのですが……。

 目の前に、静かに佇み。
 近くを、複数のPCが通り過ぎても、まったく動じない大人しい様子に。
 白く美しく、気高いその姿に。

 私の心は、一気に魅了されてしまいました。

 欲しい。
 ……白龍が、欲しい。

※この時、はじめて見たホワイトワームの名前は、「ブリザード」(スペル忘れた)。
 以前から、「WIND」の動物園でよく見掛け、お互いに認識しており。
 のちに、ちょっとした知り合いになる「KW」さんのペットだったとわかります。


 いろいろと情報を集めた結果。

 ホワイトワームは、攻撃的であるものの。
 一度、ペットにしてしまえば、普通の動物のように大人しくなる。

 生息場所は、通称アイスダンジョン。
 ダンジョン「Wrong」の北方にある、「Lost Land」への通路が、そこ。

 そのアイスダンジョンには、物凄い数のモンスターがひしめいている……とのこと。


 あそこか……。

 アイスダンジョンには、一度、Chainさんと一緒に行ったことがありました。
 ……で。
 ダンジョンに入った直後の入口で。
 囲まれて、あっさり死亡。
 でも、その直後コネクションロスト。
 ばっちり、死ぬかなり前に巻き戻り(笑)。

 あそこの中に入るためには、死ぬ覚悟が必要だな……。
 でも、あそこで死んだら、生き返るのは物凄い大変だ。

 っつーことで。
 捨てキャラ制作(笑)。
 Kotaroさんに手伝って貰い、死んでも無くならない、貴重な初期装備を預かって貰います。
 ……ちなみに、捨てキャラの名前は「Gotaro」(爆)。

 いざ、ズボンひとつで、アイスダンジョンへ(笑)。

 途中、街道で暴れていたPKふたり組を挑発。
 弓二発で、「Gotaro」爆沈。
 PKどもの殺人カウントを増やしてあげる(爆笑)。

 で。
 ゴーストとなって、いよいよ身軽になった「Gotaro」。
 華麗にゴーストラン!(笑)

 アイスダンジョン到着!
 群れなす敵をすり抜けて、アイスダンジョン探索。

 ……ふむむ。
 やはり、旧世界側からの入口には、モンスターがひしめいている。

 となると、「Lost Land」側から侵入するのが得策か。

 おーおー、PCが頑張って戦ってる。
 気を付けろー、後ろから、アイスエレメンタルが歩いてきてるぞー(笑)。

 で。
 お目当ての「ホワイトワーム」を探し回りますが……いません。

 うーん、spawnしてないのかな?

 と、思っていたら……。
 前方から、ローブ姿のPCが。

 死後の世界からの光景(笑)なので、色とかはわかりませんが……。
 その様子から、復活した直後だとわかります。

 肝心なのは……。
 そのPCが、ホワイトワームを従えているということですっ。
 そのホワイトワームの名前は、「ブリザード」。
 ……おお、あのとき、「デルシア」で見たホワイトワーム?
 いや、それとも、このアイスダンジョンでついさっきtameし、とりあえず、慣れ親しんだ名前を付けただけなのだろうか?

 その「ブリザード」を従えるPCの名前は、「KW」。
 ……ああ、と、思い出す。

 風の都「WIND」でもって、頻繁に見掛け、ときには、二三言葉などを交わしていた、Tamerだ。
 なるほど、彼が……。

「スピリットスピーク、できますか?」
 と、話し掛けます。
 スピリットスピーク。
 別名、霊界通信(笑)。
 ゴーストの言葉は、生きているPCに「000o0oo0o」などと変換されて表示されるので、意味不明です。
 しかし、このスピリットスピークのSkillを使うことで、ゴーストの言葉を理解できるようになるのです。

 もし、「KW」さんがこのSkillを使えるなら、いろいろと聞きたいことがあったのですが……。

「ごめん、生き返ったばかりで、res(蘇生の魔法)できないんだ」
 と言って、
「こっちに、生き返らせてくれる人が居るから、ついてきて」
 と、言います。

 ……ううむ、スピリットスピークは使えないのか。
 生き返らせて貰っても死ぬだけなので(笑)。
 逃げるように、その場を去ります。

 で、ウロウロしていると……前方に、ゴースト!(笑)
 名前は……「Areth」さんだったかな?(自信なし)

 ゴースト同士なら、通常の会話が可能です。

 話し掛けてみたら、日本人。
 つーことで……。
 ゴーストで歓談(笑)。

 野生のホワイトワームが居ないので、もしかして、ここはアイスダンジョンじゃないんですか?
 と聞いてみたら、ここで間違いないとのこと。

 でも、ホワイトワームが居ないよーと行ったら。
 spawn場所を知ってるから、ついといでー……と。

 連れていってもらったところは、凍てついた木が茂っているような、土手。
 なるほど、ここにspawnするのか……。

 そこで色々と会話していると、「KW」さんがゴーストでやってきます(笑)。
 ゴースト三人で歓談(爆)。

 ホワイトワームは、一匹ずつしかspawnしない……とか。
 ナイトメア(T2Aで登場した新モンスター。ペットにできるらしい)、居ないね〜……とか。
 このダンジョン、きつすぎるってば……とか。

 で、私がホワイトワーム目的で来たと告げると。
 Tamer?
 と聞かれたので、この「Gotaro」が捨てキャラであり、ホワイトワームがどこに居るのかを確認しにきた……と告げる。
 でもって、メインキャラの名前は何?
 と聞かれたので、「KAORU」の名前を言ったら。

 ふたりとも、知っていてくれた(^^

 たとえ、話し込んだことが無いPC同士でも。
 お互いに名前を覚えておけば、こういうとき、いろいろと会話できますね。

 「WIND」でよく見掛けていた頃は、「KW」さんの頭上に、「シルバーアームズ」……「SvA」の称号がありました。
 なぜ、いまは無所属なのかと聞いてみれば、PKK関係で、「SvA」ギルドと悶着があって。
 ギルドを辞めて、今度は自分のギルドを作るのだと、言っていました。

「テーマは、自由!」

 そう、楽しそうに「KW」さんは言っていました。

※11月14日、「KW」さんが、「LLD」……正式名称「LoveLoveDragon」(笑)のギルドマスターになったことを知りました。

 私の出勤時間が迫ってきたので、別れをつげ、その場でログアウト。


 ……次の日。
 「Gotaro」でログインしてみると……眼前に、あの、「ホワイトワーム」が。
 しかも、野生!

 アイスダンジョンの様子を見て、やはり、「Lost Land」側から入ったほうが良いと判断。

 キャラクターを「KAORU」にチェンジし。
 死んでも良い覚悟で、アイスダンジョンへGo!

 木箱を並べて、バリケードを形成。
 うじゃこうじゃこと押し寄せてくるモンスターたちを、範囲魔法ファイアーフィールドと、召還魔法ブレードスピリッツ。
 そして、召還デーモンによって、撃破。

 やがて、龍の巣へとたどり着くと……。
 そこに、「ホワイトワーム」が。

 さて、どうするか……。
 たとえ、バリケードを挟んだとしても……。
 調教の最中、魔法攻撃を受けるのは必至。

 となるなら、まずは距離を置いて、ホワイトワームの魔法攻撃を受け。
 マナを減らした後、いよいよ、調教開始……といったところか。

 龍の巣は、一段高い土手のような所にあるので。
 段差の下から、そんな風に考えながら、ホワイトワームを眺めます。

 ……ん、まてよ。
 このまま、段差の下から、調教できないだろうか?
 確か、段差があれば、敵の魔法はくらわないで済むはず。

 モノは試しと、調教に挑戦してみます。
 ……できました(笑)。

 なんと、段差の下から、さほどダメージをくらわずに、調教を行うことが可能だったのです。

 時間はかかったものの、ホワイトワームを従えることに成功します。
 名前は、「BR」。
 「KAORU」の命令に従い、あとをついてくる様は、とってもプリティー(^^

 さっそく、いろいろな所に連れて回ります。
 ホワイトワームが、翼を広げて、飛び。
 「KAORU」の後ろに付き従う様は、本当に感動モノです(涙)。

 この様子を見た人たちが、
「うお」
「すげー」
「かっこいいー」
 とか言ったりなんかしちゃったりして、誇らしい気持ちもいっぱいで(^^;

 雄々しく飛ぶ愛龍の姿に、この時ほど、Tamerをしていて良かったと思ったことは、ありませんです(涙)。


 でも、この「ホワイトワーム」。
 ペットにすると、攻撃力が大幅にダウンします。
 そのせいで、魔法を打つためのマナが切れると、かなり弱まります(^^;

 「ホワイトワーム」に限らず、ペットになる生物たちは、ペットにすると、途端に弱まるんですよね。
 いくら、システムとはいえ……なんか、納得できませんです。

 でもって、愛龍「BR」。
 試しに、モンスターたちを戦わせてみたのですが……。
 エティン四匹、ゲイザー二匹と連戦。
 するとまあ、生命力が、五分の三ていどにまで落ち込みます。

 しかも、龍だけあって、生命力は馬鹿高く。
 人間なら、一二回で全回復するのに、龍の場合、何度となく、回復魔法をかける必要があります。

 ……うーん、はっきりいって、ダンジョンなどで、敵と連戦させるのには、不向きです。
 もっとも、使い捨てにするなら、問題はないのでしょうが……。

 でも、はじめてのホワイトワーム「BR」を、使い捨てになど、することはできません。

 ……と、いうことで。

 愛龍「BR」は、「デルシア」周辺の、鹿や牛を倒し、皮を剥ぐのに、使役しています(笑)。
 「デルシア」周辺は、物凄い数の鹿、牛、鳥がspawnしてます。
 一種の、狩り場。

 でもって、この狩り場で、「BR」に鹿、牛を屠らせて、その皮を剥ぎ、革製品を作っては、売りさばく日々(^^;
 「KAORU」は武器を使えないので、重宝してます(爆笑)。


 ホワイトワームにまつわる話を、いくつか……。

 仲間の「CIMA」さんが、ダンジョン「Shame」で狩りを楽しんでいると……。
 なんと、ホワイトワームが三、四体歩き回っていたそうです。
 どうやら、PKか、はたまた嫌がらせのためか、誰かが、ペットにしていたホワイトワームを、releaseした模様。
 慌てふためく、冒険者たち!

 ……しかし。
 ここで、「CIMA」さんが、ホワイトワームの調教をこころみます。
 彼女のSkillは、30チョイ!
 無理だ、無謀すぎる!

 ……あっさりtame成功(爆笑)。

 releaseされた直後のペットって、AnimalTamingのSkillが低くっても、簡単にペットにできるんですよね。
 「CIMA」さんは、さらにもう一匹のホワイトワームをゲット。

 他のホワイトワームも、撃破され。
 まったく、死者は無し。

 ホワイトワームを手に入れ、「CIMA」さんは喜んでいたし……。

 すてきな贈り物をありがとうっ!
 Thanks PK!(爆笑)


 ホワイトワームは、簡単にtameできる。

 これに味をしめ、もう一頭Get。
 さらにつぎの日、三頭目をtameし、ダンジョンのモンスターたちを駆逐しようと目論んだのですが……。

 すでに、龍の巣に先約が。
 おお、「KW」さんが、tameに挑戦中だ。

 ちょっと会話を楽しんだ後、早い者勝ちだから、このホワイトワームを諦め。
 私は、リコールアウト。

 ……思えば、これが、最後に見た、野生のホワイトワームでした。


 どういうわけか、Asukaでは、ホワイトワームのspawnが止んでしまいました。

 11月15日現在、まったくspawnしていない状態です。
 いろいろなtamerにも聞いてみたのですが……とほほ。

 まあ、それはそれで。
 現存する、tame化されたホワイトワームは、貴重なわけです(^^
 5000〜7000gpでも、売れることがあるそうで……。

 なんにせよ、Asukaでは、ホワイトワームは数少ないペットでしか、見れないので。
 街中を連れ歩くと、そこかしこで、感嘆の声が。

 ふふふ……(*^^* <見栄っ張り


 さあ、「BR」!
 今日も一緒に、狩りをしよう!
 お肉をたらふく、食べさせてあげるよ〜(^^


※11月17日追記
 これを書いた直後、ホワイトワーム、また、spawnしはじめました。
 うーん……以前の能力値のことといい、日記に書いた直後に変更になるとは……(^^;


1998.11/10 百七十九日目
「Asuka」編……裁縫
 チョキ……チョキ、チョキ……。
 小気味良い音とともに、皮ブラジャーが出来上がり、バックパックの中に収まる。

 ほぼ毎日、耳にしている音。

 裁縫。

 そう。
 思い返せば……『UO』を最初にはじめた日も、裁縫をしていた。
 一個の製品で、2gpの儲けだ〜……と、嬉しがっていた日々が、ひどく懐かしい。

 いまも……いや、いまだからこそ。
 自身をもって、初心者の人たちに、裁縫を薦められます。

 裁縫は単純作業であり、同じことの繰り返しです。
 この作業を繰り返すことで、馴れない世界で自分なりのペースをつかみ。
 また、店を出入りするPCたちを観察、ときには会話するなどして、『UO』の世界に馴れていくことができる……と。

 ……Bajaで、さんざん裁縫に明け暮れていたものの。
 Asukaでも、やっぱり、裁縫に頼っています(^^;

 WINDでの布裁縫を封じられた今。
 裁縫で稼ぐには、やはり、皮製品が必要になってきます。

 しかし、ここで困ったことがひとつ。
 KAORUは、武器を扱えません。

 ですから、動物たちをつぎつぎに倒して、ガンガン皮を剥いでいくのは無理なわけで。
 そのため、時には、デーモンを召還して、倒させることもあったりして。

 しかし、デーモンを召還するには、秘薬と、長い召還時間が必要になります。
 だから、やっぱり、いまひとつ効率が悪いわけで。

 そんな折り……。
 なにがキッカケだったかは思い出せませんが、仲間のベルさんを誘って、皮剥ぎを行いました。

 「ベル」さんが、つぎつぎに鹿や牛を倒していき。
 その倒した獲物から、私が獣皮とお肉を剥ぎ取り、せっせと革製品を縫います。

 ナイスコンビネーション(笑)。
 昼間行ったということもあって、ガンガン皮剥、ジャカスカNPCに売りつけ、お金ザックザク(++

 一時間で、ひとりあたり 4000gpくらいは稼ぎました(^^

 「ベル」さんと一緒に皮剥をしたのは、二回だったかな?
 ひとりでやるより稼げるし、面白かったです(^^

 ホワイトワームの「BR」を使役して、ひとりで皮剥とかもするんですが……。
 こうやってふたりでやるときほど、サクサクはできませんしね。


 ……で。
 もう十分にお金を稼いだし。

 Bajaと同じように、また、裁縫を捨てるときがやってきました。

 ……じゃあ、裁縫を捨てて、なんのSkillを身につけるか……ですって?
 ふふふ、内緒です(笑)。

 「KAORU」の大改造計画、近々、発動予定。
 むちゃくちゃ生まれ変わって見せます!(……変な言葉)。


1998.11/13 百八十二日目
「Asuka」編……たとえば、こんな日常
 某月某日、午前中。

 サーバーダウン前に、アイスダンジョン、龍の巣の宝箱を漁ろうと、リコール。
 ホワイトワームが湧くあの一帯には、頻繁に宝箱がspawnする。
 しかも、その中身は、かなりの頻度で、マジックアイテムが入ってる。
 ……おいしい。

 ってことで。
 ホワイトワームがspawnしているか否かってのを確認するのも兼ね、頻繁に宝箱を漁りにいっていたのだが……。

 リコールした先に、モンスター多数。
 アイス系のエレメンタルは、近付いただけでダメージを食らってしまうので、こちらの魔法の詠唱が邪魔されてしまう。

 ……と、いうことで。
 逃げ切れず、死亡(^^;

 やばいぜやばいぜ!
 時間は、午前10時半。
 アイスダンジョンに、PCの影は無し。

 やむなく、外に出てワンダリングヒーラーを探すが……。
 こういうときに限って、見つからず。

 延々走り、砂漠にある神殿(アンク)にて復活。
 近くのPCヴェンダーの店を見て回る。

 街へ帰還するためのリコールセットが欲しかったのだけれども……。
 馬鹿高い。
 ……むかつく。
 =意地でも買うモノか〜っ(笑)。

 結局、ブリテインまで、走って帰る(爆笑)。

 なんとか帰宅し、装備を調えている最中に、サーバーダウンメッセージ。
 ……とほほ。

 遺体に残ってるだろう荷物をあきらめ、ログアウト。


 某月某日、昼。

 ベルさんと一緒に、皮剥。
 途中、「tamotu」という人と、「Haruka」という人に、乗用馬をプレゼント。
 喜ばれる。
 ……嬉しいねえ(^^


 某月某日、昼。

 BBSで、何度かレスしあっていた、「Multi」という人の提案にしたがい、ホワイトワームを移動させたりする。
 ……しかし、spawnせず。
 ああ、もっとtameしたいのに……。

 相変わらず、漆黒の馬「ナイトメア」の噂は流れるものの、その実体は、いまだに謎。
 早く、tameしたいよう。


 某月某日、昼。

 IRCに居たKotaroさんから、素晴らしいマジックアイテムを譲ってもらう。
 「Kotaro」さんはBardなので、日夜、修羅場をかけずり回っているので、たくさんのマジックを手に入れているらしい。

 で、そのマジックアイテムは……。
 マジックヴァイキングソード、戦術+5、ダメージ+5……そして、シルバー!

 これを、4000gpで譲ってもらう。
 ……のちに、4000では安すぎたことが判明。

 今度、なにか役に立つものを、あげなきゃね。

 ……なんにせよ。
 この名剣を「Kotaroブレード」と名付け、愛用することに決定。

 これさえあれば、一時間で 8000gpは軽く稼げる(++


 某月某日、夕方。

 ひさしぶりの、「WIND」。
 なんと、動物園に、かつての活気が戻っている!

 ムチャクチャな数の動物たちと、そして……弱小モンスター(^^;
 それに対して、PCは極小。

 これは……Asukaサーバーが立ち上がって、間もない頃の様子に似ている。
 かつてWINDに通っていたPCたちは、あの、動物園枯渇時期を目の辺りにして、ここを訪れなくなったからだろう。

 また、WIND周辺の洞窟に、リッチ、ドレイクたちが頻繁にspawnするようになっていた。
 なんとはなしに、ドレイクを調教しようと試みる。

 炎のダメージは 20ダメージなので、余裕を持って調教開始。
 そろそろ、回復魔法をかけなきゃな……と思って、なにげなしに魔法を唱える。

 聞き慣れた、魔法の効果音とともに……「KAORU」死亡。

 ………。

 なんのことはない。
 回復魔法「グレーターヒール」と、攻撃魔法「エナジーボルト」を間違えた模様(ヲイ)。

 どひーっ(号泣)。

 あまりに恥ずかしい死にっぷりに、IRCに居る仲間に救援を申し込むわけにもいかず(笑)。
 なんとか、WINDのヒーラーで生き返って、決死の覚悟で荷物回収。

 愛馬ともども、無事に回収。
 ……とほほ。


 某月某日、夜。

 STR(筋力)上げと、羽毟りを兼ね、「デルシア」周辺にて、小鳥ハンティング。
 素手で殴る、殴る、殴る!

 途中、ホワイトワームを連れたPCと遭遇。
 名前は……「サラ ブライアント」。
 バーチャファイターか……。

 Tamerかと思って、話し掛けてみたら、白龍はPCから買ったそうだ。
 ……7000gpで(++;

 少し会話した後、別れる。
 ……後日、また出会うことになるのだが……。


 某月某日、朝。

 Tetoraさんに誘われて、船遊びへGo!
 船旅は、これで三回目だったかな?

 今回の目的は、「ウォーターエレメンタル」と「シーサーペント」。
 海上でも、結構狩りができるらしい。
 「Tetora」さんが、何度となく、船での狩りを楽しんでいる様子に、密かに憧れてました(^^;

 で、この船旅に、育成中の「KAWORU」を導入。
 育成中といっても、剣術、弓術ともにマスタークラスなので、足手まといにはならない……はず。

 とかいいつつ、育成中だったのでまともな武器をもっておらず、「Tetora」さんに高品質のハルバードをただでもらったり(^^;
 着込んでいる鎧は、スパーでがたがたになった、DEX−1装備で薄々だし。
 手に持った弓なんて、NPCの店で売ってるノーマル品だし(笑)。

 足手まといに……なっていなかったと……思い……ます(^^;;;

 でまあ、「Tetora」船長の指示の元、船頭さん(NPC)が船を動かし。
 遭遇するモンスターたちを、ガシガシ撃破。

 「KAWORU」も、以前フェンシング武器で狩りを楽しんだことはあるものの。
 「ウォーターエレメンタル」と戦うのは、Asukaでは初めて。

 重量感のあるハルバードを、ぶうんと振るい……。
 重い激突音とともに、「ウォーターエレメンタル」の体力を削り取る。
 「ウォーターエレメンタル」が連射してくる攻撃魔法を、ガシガシレジスト。

 ……う〜ん、やっぱり、戦いはこうでなくては!(^^

 一方、「Tetora」さんは、手馴れたモノで。
 ガシガシ、弓で援護してくれます。

 「KAWORU」がハルバードで、「Tetora」さんが弓で。
 「ウォーターエレメンタル」も、秒殺です。

 「ウォーターエレメンタル」を20体、「シーサーペント」を10体くらい倒して。
 時間も迫ってきたことだし、船旅終了。

 途中、「Tetora」さんが所属しているギルド「FFF」(正式名称メモってなかったです(^^; なんでも、海難救助から始まったギルドらしい)のギルドマスターの「Carrot」(スペル自信なし(^^;)さんと、船を寄り添わせて会話したり。

 二隻の船が寄り添いあって、船主同士が会話する……う〜ん、絵になるな〜。

 ……この船旅で、前々から漠然と思っていた、”船購入”計画を実行する決心がつきました。
 ありがとう、「Tetora」さん(^^


1998.11/14 百八十三日目
「Asuka」編……「KAWORU」と、”Kotaroブレード”と、「秋祭り」
 ここは、「Lost Land」の骸骨砦(勝手に命名)。
 「スケルトン」、「レイス」、「シェード」の三種類のアンデットが湧きまくるスポット。

 Asukaサーバーにおいて、昼間は、夜間に比べてプレイヤー数が激減するので。
 倒されることもなく、物凄い数のモンスターがひしめく。

 この骸骨砦も例外ではなく。
 六、七体のスケルトン、二、三体のレイス、シェードが所在なげに歩いていた。

 そこに、白馬に跨った青年が、単身、切り込んでいく。

 手に持った”ヴァイキングソード”が、魔法の輝きを放つ。

 魔剣が、アンデットたちを斬りつける度に。
 銀色の輝きがほとばしる。

 二撃でスケルトンを。
 三、四撃でレイス、シェードが、物言わぬ骸へとかえる。

 アンデットたちの財宝を回収する暇がないほど、青年の周囲に、骸が積み重なっていった……。


 いやあ、シルバーのヴァイキングソード、まじで強いっす!(感涙)

 HQのハルバードでも、三〜五回は斬りつけないと倒せないスケルトンを。
 ヴァイキングソードの素早い切り込み二回で、粉砕。

 モンスターの亡骸が重なるとLootしにくくなるので、それを回避するため。
 少しずつ移動しながら、戦う必要があるくらいです。

 Kotaroさんから、4000gpで譲ってもらった、戦術+5、ダメージ+5の、銀製ヴァイキングソード。
 これほどの名剣、「Asuka」サーバーでは、100も無いでしょう! <100というところが控え目(^^;
 あんまりの切れ味に、「Kotaroブレード」と銘々。
 長く愛用したいですね(^^


 でもほんと、銀製武器による、アンデット退治。
 物凄く効率よく、お金を稼げます(^^

 一時間5000gpは固く。
 昼間なんて、10000gpは稼げました。

 あんまりにめまぐるしいので、疲れますし。
 結構単調なんで、ぶっつづけでやるの無理ですけども。

 安定して、高額を稼ぎ出す方法だと思います。


 そんでもって。

 大切な「Kotaroブレード」をBANKの貸金庫にしまい。
 「KAWORU」は、マークスクロール片手に、王都「ブリテイン」から、西へと向かいます。
 目的は、ダンジョン「Shame」。

 途中、様々なモンスターと遭遇し。
 戦っていきます。

 オーク軍団、リザートマン、ラットマン、ゲイザー、そしてウォーターエレメンタル、エアエレメンタル。
 正直、「KAWORU」での戦闘経験は少なかったので、今ひとつ自信はなかったのですが。
 それらモンスターたちを、危なげなく切り伏せていきます。

 うーん、「KAWORU」も、なかなか強いじゃないか(^^


 そして、Asukaサーバーにおいて、初めての「Shame」。
 ……よく考えてみれば、他のダンジョンには行っていたのに、「Shame」には行ったことがありませんでした(Asukaでは)。

 久しぶりのShameは……。
 Baja以上に、多数のエレメンタルたちがspawnしていました。
 それも、多すぎるというほどではなく、ほどよく。

 アースエレメンタルをがっつんがっつん、ハルバードで叩ききり。
 エア、ウォーター、ファイアーの、魔法を使うエレメンタルには、ボウで攻撃しながらマナを減らし、様子を見て、ハルバードで斬りかかる。
 体力が減ったエレメンタルは、背を向けて逃げるので、すかさずボウに持ち替え、射倒す。

 く〜っ!
 やっぱ、こういう、地に足がついたような戦い方、面白いっ!(^^

 レジストや、GMになっていない戦闘系スキルも、じわじわと上昇しますし。
 やっぱり、「Shame」は良いですね〜(^^


 そんでもって。

 この日は、多数のプレイヤーが集って運営されている、プレイヤータウン「Lag Town」にて、秋祭りが行われました。

 私も、ちょろっと参加したのですが……物凄い人数(@@;
 画面内のPC全ての名前を表示させる、ALLNAMEを使おうものなら、グラフィックボードやらメモリやらが悲鳴をあげるほど。
 なので、知り合いらしい人を見掛けても、確認できません(^^;

 Tamer仲間と会って話をしたり。
 第五サークルのスクロールを、格安で売ってもらったり(KAWORUの呪文書を埋めるため)。
 黒色のプレートメイルセットを、買ったり。
 また、通称セクシードレスを買ったり(笑)。
 そいでもって、酒場で休んでいたら、知り合いにあって、しばらくだべったり。

 そうこうするうちに、リアルライフで用事ができたので、『UO』からログアウト。
 沢山の出店やイベント、最後には演劇なんかもあったらしいです。

 またお祭りがあったら、最後まで参加してみたいですね(^^


1998.11/16 百八十五日目
「Asuka」編……Asukaでの「KAEDE」。そして、ラージスミス
 気分よさそうに、鼻歌を口ずさむ少女。
 その手は、馴れた手つきで、羊の体毛を刈り取っていく。

「よし、オッケー♪
 さ、つぎはお前だよ、HukaHuka〜」
「んんメェェェ」

 少女は、つぎに刈るべき羊……「HukaHuka」を引き寄せる。

 ……そこは、大きな鍛冶屋……「ラージスミス」と呼ばれる種類の、建築物。
 そのラージスミスで、九匹の羊が飼われていた。
 羊の鳴き声が連鎖し、止むことのない家。

 普通なら、近所迷惑だのいわれるところだが。
 周りに、家をたてられるようなスペースは無く、ラージスミス一軒だけが建っていた。

 ガチャ……という音を立て、入口の扉が開く。
 そこから入ってくる、ひとりの女。

「あ、KAORU姉さん、おかえり〜」
「ただいま。
 ……ふふふ。KAEDE、きょうはお土産があるよ」
「え、なになにっ?」

 嬉しそうに、瞳を輝かせる少女……「KAEDE」。
 が、つぎの瞬間、その顔が引きつる。

 扉から、のそりと巨大な生物が入ってきた。
 白い……龍。
 ”ホワイトワーム”。

「ね、大人しくて可愛いし、綺麗で強い、ホワイトワームだよーん」
「や、やめてよ〜っ。
 羊が食べられちゃうよ〜っ!」

 んんめぇぇぇ〜。

「だーいじょうぶ。ペットにしてる間は、スッゴク大人しいから」
「ペットにしている間だけでしょ!
 姉さんが居ない間に、野生化しちゃったらどうするのっ!」
「あー、うー……それもそうね。
 うーん、でもまいったな。
 私はもう裁縫しないから、この子を連れて狩りをすることはないのよね」
「………」

「そんじゃ、KAEDE。
 あんた、この子を連れて、狩りをしてきなさいよ」
「……へ?」
「この子で動物を狩って、皮を剥いで、革製品を縫って、それを売ってくる。
 動物のお肉はこの子に食べさせてあげて、余ったら、あんたが街にあるオーブンで焼いてくればいいし。
 ね、グッドアイデアでしょ?」
「う、う〜ん……」

「あ、そうそう、ひとつだけ気を付けて。
 この子、”マスカース”って範囲攻撃補助魔法を使うんだけど……。
 その範囲内に飼い主が入っちゃうと……飼い主にも噛み付いてくるから」
「……へ?」
「この子の範囲魔法の中に、あんたがたまたま入っちゃったりなんかしちゃったりしたら……。
 あんたも攻撃目標だって認識して、がぶって噛み付いていっちゃうから。
 ……ま、気を付けて」

「………」
「そこそこ体力のあるKAEDEなら、二回くらい、噛み付かれてもダイジョブっしょ。
 あ、攻撃魔法のフレイムストライク受けたら、一撃かな? あっはっは」
「うう、あう〜。
 やっぱり、いやだよう」

「……Bajaと違って、Asukaのあんた、料理くらいしか特技ないんだから……。
 キチンと、お金稼いできなさい」
「ふぁ、ふぁい」(涙目)

 んんめぇ〜……。


 とまあ……。
 なんだかんだで。
 Asukaでも、なにげに誕生していた「KAEDE-BlueRose」。

 木を切って、大工仕事ができて、細工仕事もできて、弓矢の矢を作れて、裁縫ができて、料理もOK。
 ……とはいったものの、どれも、中途半端(笑)。

 Bajaでは、錬金術、料理、裁縫などに長けていたモノの。
 Asukaでは、料理が辛うじて上手い程度の能力です。

 地道に、育てていきます(^^;


 そんでもって。
 先日、ラージスミスっていう、結構大きな建築物を手に入れました。

 普通の小さな家の……四個分くらいの面積。
 ラージスミスは、大きく分けて、四つの区域にわけることができます。

 西側のふたつの区域は、いわばひとつの部屋とも言える大きなモノで。
 けれどその真ん中に大きなカウンターで区切られています。

 東側には、ふたつの部屋。
 南に鍛冶場兼オープンテラス。
 北に、小さな部屋。

 大きな部屋を区切るカウンターと。
 鍛冶仕事のできるオープンテラスが洒落ていて、以前から気に入っていたんですよね。

 お金も余っているし。
 将来的にちょっと風変わりなギルドを興すつもりなので、それの集会場として使おうかと思って、建てました。
 そのギルドを作るまでに、趣味で動物たちを飼おうかな、って思ってます。

 そんでもって。
 とりあえず、羊を九匹、飼ってます(^^;

 『UO』の世界では、さまざまな動物が居るわけですが……。
 家に飼って役に立つといったら、この羊くらいです。

 羊は、毛を刈ることができます。
 この羊毛は、NPCに売って良し。また、機織り機で布を作って良し。
 ……と、役に立ちます。
 UO時間で一、二日。現実時間で二、三時間くらいで羊毛が生え替わります。

 でまあ、この羊毛刈るのが、なんとなく楽しいので、羊をいっぱい飼っています(^^

 鶏や牛なんてのも居るんだから。
 鶏から卵を手に入れられたり、牛からミルクを取れたりしたら、もっと面白いだろうになあ……。
 『UO』ではそういう利点が無いので、結局、いま飼っているのは羊毛を手に入れることができる、羊オンリーです(^^;


 ……でもって。
 「KAEDE」に白龍「BR」を使役させ、新都市「Delcia」周辺で、皮剥をします。

 その際、「サラブライアント」さんに話し掛けられます。
 あ、以前、白龍を 7000gpで買ったって人だ……。

 パッチが入ってから、ペットの扱いが難しくなったねー……とか。
 白龍が、うろうろ歩き回って困りますよね……とか。
 白龍をペットにしている者どうし、情報交換。

 そうするうちに、「サラ」さんが所属しているギルド「LLD」に入りませんか?
 とか誘われて。

 ……いや、私、形式上、「3z9」(私が所属しているギルド?「山賊」)のギルドマスターだし(^^;
 断りつつも、いろいろ話していると……。

 その「LLD」の名称が「LoveLoveDragon」であり。
 また、そのギルドマスターが、ちょっとした顔見知りである、「KW」さんであることをしりました。

 ほえー。
 そうか、「SvA」辞めて、自分のギルド興したんだ……。

 でまあ、ここで「サラ」さんと別れるのですが……。
 直後、王都「ブリテイン」で再会(笑)。

 これまた、のんびりと会話する(^^;

 「ホワイトワーム」は、この頃、spawnを止めていたので、ペットでしか拝めなかったんですよね。
 でまあ、その白龍のTamer同士、色々話に花が咲きました。

 この話の直後、また、ホワイトワームがspawnを再開するようになりましたが……。
 ん?
 あれ、なにを書きたかったんだっけかな?(^^;

 ま、とりあえず。
 こーいう、小さな出会いも書いていきたいと思う、今日この頃。

 ……で、なにが書きたかったんだっけかなあ……。 <日記、しばらく書いていなかったので、忘れた(笑)。


1998.11/20 百八十九日目
「Asuka」編……いんちき「Glorious」
 ぐおおおおおーーーーんん。
 しゃぎゃああああああ。
 ぼむっ……。
 ぴしゃーーーんっ。

 怪獣大決戦!……みたいな(笑)。

 巨大な白龍ことWhiteWyrmと、アイスデーモンことIceFiendが、激闘を繰り広げていた。

 人間からは、繰り出すことのできないほどの、大打撃の応酬。
 二体の体力ゲージが、互いにみるみる減っていく。

 そして、飛び交う攻撃魔法。
 フレイムストライクの火柱が。
 エナジーボルトの閃きが。
 ライトニングの轟きが。

 しかし、ホワイトワームは圧倒的だった……。
 ドラゴン蹴り、ドラゴン噛み付きで、ついに、IceFiendが根負けし、背を向けて逃げはじめる。

 それを見て、「KAORU」……。

「Corp Por」
(※攻撃魔法エナジーボルトの詠唱)

 ぎゃおーーーっす!

 IceFiend、ノックアウト!
 a lot of karma and fame ゲットー!
 むはは、楽勝だーぜー(爆)


 一時は捨てていた、カルマ、フェイム稼ぎの意欲が、最近、ムクムクとわきあがっています。

 アイスダンジョンには、WhiteWyrmと、IceFiendという、二体の強力モンスターが居るわけで。
 WWが頻繁にspawnする今。
 そのWWをペットにして、その足で IceFiendを倒しにいきます。

 アイスダンジョンの中では、WWの強さは圧倒的。
 群がり寄るモンスターどもを、がっしがっしと倒して。
 そして、IceFiendを相手にしても、二匹、三匹あたりまえ……といった感じで撃破できます。

 このIceFiend、一節では、上から三番目くらいに、カルマ、フェイムをもらえるとのこと。
 一匹倒すだけで、大量のカルマフェイムが……。

 あれよあれよと、称号アップ。
 Admirable(感嘆すべき人)から、Famed(名高い人)へ。
 そして、Illustrious(素晴らしい人)から、いよいよ Glorious(名誉ある人)にまで、なってしまいました。
 あとは、フェイムがもう一段階あがれば、最高の栄誉である、Glorious Lord(Lady)の称号が……!

 くううう、WWによる名声稼ぎ、楽すぎ〜(笑)。
 ふぇふぇふぇ、こんなに、楽に称号アップができるとは(^^;;;


 ……まあもっとも。
 いつもいつも、WWの力を借りているわけではありません。

 WWをtameしようとする人、多いですしね。
 アイスダンジョンの龍の巣では……何人くらい、Tamerにあったっけかな……。

 「KW」さん、「Areth」さん、「SASSI」さん、「QUEEN」さん、「Wolla」さん、「won」さん、「UONOME」さん、「Demeteru」さん……ん〜……まだまだ居るはず(笑)。

 だからして、いってみたらば、すでに誰かがtame挑戦中なんてのもざらです(^^;

 そんな時は……自力で IceFiend討伐(++
 箱で、直接殴られないようバリケードを作り。
 遠距離から挑発して、IceFiendの魔法をくらい、マナを減らす。
 そして、マナが減りきったら、召還魔法ブレードスピリッツでもって、IceFiend撃破。

 IceFiendのマナを減らすために、魔法を受ける必要があるのですが、これがかなりキツイです。
 何度死にかけたことか……。

 まあ、こうやって、真面目に評判稼ぎをしていることもあるわけで。
 一概に、いんちきとは言えない……と思いたいです(^^;

 カルマは、特定の行動を取らない限り、減ることはないので。
 IceFiendを倒すたびに、上昇していきます。

 ところがフェイムは、一度死んでしまうことで、10%だったかな?
 減ってしまいます。

 ……いやあ、死にまくりっす(笑)。
 昼間のアイスダンジョンは、地獄ですからね(^^;;;
 モンスターを倒すPCが居ないから、モンスターがわく一方で……。

 龍の巣から離れていたWWを、段差のところまで誘導しようとして挑発。
 しかし、他のモンスターに行く手を阻まれ、あげく、WWから前足キック。
 あっさり死亡。

 最近、密かに修行しているSkillを使用して。
 箱などのバリケードをつかわずに、”cool”に戦ってやるぜ!
 ……と思ったら、大量のモンスターに前後を囲まれ、奮闘するものの圧死。

 鞄もいっぱいになってきたので、そろそろ帰ろうかな……と思って。
 ちょろちょろ歩いていたら、いつの間にかに大量モンスターspawn。
 逃げまどった所を、小さな蛇に行く手を阻まれ。
 後続モンスターたちにつぎつぎ殴られていき、やっぱり圧死。

 WWをtameしている人が居るので、単独でIceFiendを倒そうとするものの。
 戦闘中、突然のPCハング。
 泣く泣く再起動。
 戻ってみれば、当然のように灰色の世界(涙)。

 ……とまあ……。
 カルマでの称号はきわまったのですが、フェイムでの称号は、望み薄(^^;

 しかし……。
 『UO』を初めて、そろそろ、200日。
 一度くらいは、最高の称号を手に入れてみたいものです(^^

 それに、IceFiendとの戦闘、パターンは決まっているものの、常に油断はできず。
 結構、スリルがあるし、なにより、魔法抵抗のSkillが上昇します。

 しばらくは、アイスダンジョンに通う日々が続きそうです。


続きは、こちら