2000.05/01
すっきりしない気分の毎日……
 UOルネッサンス。

 ずるずると醜く延期したあげく、多くのBugを抱えたまま導入強行。
 各地で悲鳴と溜め息がもれるなか、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

 じつはすでにもう、04月04日の日付で、UOに絶望して引退文などを作成しているのですが。
 これをいつここに載せようかと迷っている今日このごろ。
 UORの登場が、その引退文のボリュームを増やすことになりそうです♪

 素で怒りまくってる文章。
 いまもUOに夢中になってる人には出来るだけ読んで欲しくないと思い。
 いままでアップせずにいたけれど。
 そうほどなくして、ここいらに掲載することになりそうです。

 ……とりあえず。
 UOR最低です。

 巷では、営利追求の結果、長時間プレイする古参プレイヤーを引退させるためにやったパッチだとか言われています。
 ん〜……UOを長い間やってきた人なら、うなずける点も多いんじゃないでしょうか。

 なんにせよ。

 UORの仕様が本気で面白くなると思っているのなら、UO開発陣はデザイナーとして最低であり。
 また、噂が本当で、古参プレイヤーを斬り捨てるためのUORなら人として最低である。

 どっちにしても最低だ(笑)。

 『UO 2』買いたくないです。
 ……ギルドのメンバー次第かな。
 私個人としては、OSIは捨てておきたい。

 Ultimaシリーズの生みの親であり、UO開発の中心だったデザイナー、リチャード・ギャリオット氏は、こんなOSIというのに嫌気がしたのか、自分が育てたともいえるOSIを退社。
 このリチャード氏以外にも、OSIのメインデザイナーが相次いで退社してるそうです。


 とまあ、こういうこともあって。
 以前よりもUO離れが進行する今日この頃。

 『Age of Kings』こと「AoK」や、PS版『To Heart』なんかが、最近の私のゲームライフ。


 たまには、AoKの話を。


 AoKは、リアルタイムSLGです。
 オフラインもできますが、やはりメインは対人戦。
 最高八人の人間で遊ぶことも可能です。

 04月29日の深夜。
 人数が五人と半端だったので、「チェックメイト、流域」にて、五名全員敵対関係のバトルロイヤルを行う。

 メンバーは、私こと「薫-BR」、「Alocer(Rozaria)」、「Takesi」、「izumi」、「Liam(Vivian)」のCoFmem五人。

 序盤、余裕で進化できる状態にありながら、時代をなるだけ進化させずに進行。
 バトルロイヤルなので、目立つと狙われるから、あえて遅らせる(笑)。

 全員が帝王の時代に突入する中、私はろくな戦闘を経験しないまま、自分の陣地にてゆっくりと生産にあけくれる。
 キッチリと進化させた軍隊を抱えつつ、防御に徹しようと壁などを築いて用意する。
 ……んが、だれも攻めてこない(笑)。

 どうやら、Roza vs izumi、Takesi vs Vivianが戦っている様子。
 良い状態をkeepしたな……と思いつつ。
 CoFmem最強のRozaさんを倒すべく、輸送船を駆使しして、izumiさんとは逆方向から、Rozaさんの領土へとじわじわと進行。

 第一陣、あっさりと全滅(笑)。

 流域の割に海戦があまりなかったのでいやだったのだけれど、ガレー船とキャノンガリオン船を生産。
 そして、Rozaさんの領土の沿岸部をチクチク蹂躙。

 第一陣で作って置いた見張り台のおかげで、同じくRozaさんを攻めているizumiさんの船団を発見。
 その船団と出会わないようにかわしつつ、Rozaさんの領土へと第二陣を送り出す。
 第一陣と違って、けっこう豪華な構成だ。

 私+izumiさんの挟撃か、あるいは王様が死んだのか、Rozaさん滅亡。

 この勢いに乗って、izumiさんの陣地に攻め入るが、全滅(笑)。
 敗因は、izumiさんの船団を無視して、いいように陸軍を攻撃させておいたところにあると思う。

 慌てて海軍と陸軍を再編しつつ、旧Rozaさんの領土から、izumiさんの領土へと攻撃を開始。
 そこから戦場が広まり、旧Roza領土にて izumiさんとの小競り合いが続く。

 旧Roza領土の戦力がほぼ壊滅。
 私の本土で作成しておいた第四陣を、別方向から izumiさんの領土へと攻めさせる。
 それとすれ違うようにして、騎士+槍+砲撃手メインのizumiさんの陸軍が私の本土に攻めてきた。

 用意して置いた私の迎撃部隊もほぼ全滅。
 城と町の中心に人や兵を集め、必至に耐え忍ぶ。
 ……負けを覚悟しました。

 けれど、もしかしたら izumiさんの王様を倒せるかも……という可能性に望みを託し、ガンガン第四陣でizumiさんの本土を攻撃。

 izumiさんの城を破壊。
 ……王様だ!

 逃げる王様(笑)、追う我がマムルーク。
 あともう少しで逃げられそうななった所で、なんとか王様を斬り殺す。

 izumiさん滅亡。

 ……けれど、私の本土を襲ってきている izumiさんの陸軍は消えることなどなく。
 出された命令に従い、私の本土を攻め続ける(笑)。
 本土は半壊。
 ようやく町の人で生産を再開し始めたけれど、いまだにizumiさんの残党が各地に残っていて、町の人を虐め続けてくる。

 残るは、TakesiさんとViviさん。
 ふたりとも戦い続けていたんじゃないかな。

 で、生き残っていた第四陣で、Takesiさんとは別方向からViviさんの領土に攻め入る。
 あまり破壊工作のできないまま、第四陣壊滅。

 一方で、Takesiさんの陸軍が私の本土に攻めてきたので、それを迎撃した次いでに、安い散兵を中心で攻めてみる(笑)。
 すると、Takesiさんの軍隊はほとんど無く、Viviさんの軍隊と鉢合わせる。

 Takesiさんはどこいったんだろう?
 おや……と、マップを見ていたら、私の本土で、Takesiさんの農民がセカセカ生産しているのに気付く(笑)。
 もちろんブチ殺すw

 いよいよViviさんとの全面衝突。
 しかし不気味なのはTakesiさん。
 本土をViviさんに占領されたようなのに、いまだに滅亡しない。

 いったい王様はどこに居るんだろう?
 と首を捻りつつ、私とViviさんが安い構成の軍隊で死闘を繰り広げるw

 どんな構成かっていうと、槍+散兵+騎兵が中心(笑)。
 しかし私には近衛剣士+坊主+遠投投石機も若干あったので、じわじわと押していく。


 と。
 森を刈り尽くしたから、そろそろ別の森に伐採所を移動させないとなあ……と思って、本土の伐採部隊に視線を当てると。
 木々に隠れていたのか、Takesiさんの王様が私の農民に混じって佇んでいるのを発見(笑)。

 そのHPは、たった”2”www
 なんで気付かなかったんだ!
 と腹を抱えて笑いつつ、伐採部隊の農民数人で王様撲殺w

 Takesiさん滅亡。

 さあ、いよいよViviさんとふたりきりだ。
 ……でも、すでにこの時、四時間も経過していた(笑)。

 眠い……そろそろ止めようか……?
 いやでも、あと一押しでViviさん倒せそうだからもうちょっとやりたいな……って思ってたら。

 ふいにViviさんがゲーム放棄。

「ごめん、間違えたw」

 ……こらっ(笑)。
 まあいっか……と、結局ゲームは終了。

 バトルロイヤルって時間掛かりすぎるなあ。


 話は突然変わって。

 近い内、ドリームキャストを買うことになりそうです。
 なぜかっていうと……私の大好きだった『METAL MAX』の新作が、ドリキャスで出るのじゃよー。
 赤い戦車……RED WOLFらしき姿もみちゃったからには、是非とも買わねば。

 あと、『久遠の絆』が移植されて、五月十八日に発売されるようだし。
 買ってみるかな……って思ったしだいです。

 『METAL MAX』は、荒廃した近未来で、車を武装+改造しつつ冒険する賞金稼ぎが主人公のRPG。
 『久遠の絆』は、平安→元禄→幕末→現代と転生していく、悲哀や愛と絆を描いたADV。

 どちらもお薦めです。


2000.05/02
AoKおもろいって
 『Age of Kings』……AoK。

 AoKでもって、自分が強くなってきているっていう実感を抱くのは難しい。
 AoKは一回限りのゲームだ。
 UOと違って、長い時間を掛けてキャラが育っていくわけではない。
 純粋に、プレイヤーの腕を磨いていく必要があるわけで。

 ところが、対戦格闘ゲームのように、プレイヤースキルが向上しているかってのを実感できにくい。

 とくに、いまのCoFのように仲間内だけで腕を磨き、対戦しあっている状態ではなおさらだ。
 自分が成長しているのと同じように、対戦相手である仲間も成長しているのだ。
 たとえ、10回やって一度も勝てなかったとしても、腕が向上していないわけではない。

 AoKの場合、なにより経験とそれによる推察が重要視されるのも理由のひとつ。
 やればやる度に、なにかしらプラスになることがあり、必ず強くなっているはず。


 現に、CoFmemの間では、AoKの経験差は顕著だ。


 以前からAoKをやっていて、対戦経験も何度かあったという「Roza」さんは、いまだにCoF最強AoKerの位置に居る(笑)。
 Rozaさんからかなり遅れて、私はAoKを始めた。
 以後、Rozaさんと何度か戦ったが、いまだにまともに勝てたことが無い。

 一応、1on1の対戦成績は三勝四敗と、三回ほど勝てているものの、あれは運か、Rozaさんの接待プレイだろう(笑)。
 ついこないだも 1on1をやったが、本気モードのRozaさんにはまだまだ勝てないと痛感した。

 対戦を始めて、けっこう日が経っているというのに、いまだにRozaさんに追いつける様子は無い。


 Rozaさんと私の熱心な誘いで、CoFmemにAoKブームが巻き起こる。
 Takesiさん、izumiさん、JORRNEさん、izhaさん、Vivianさん、Mebiusさん、Aosiさん、Masaさん……えっと……他にも居たらごめん(笑)。

 私の後に買った人たちも、結構対戦経験を積んできているけれど。
 1on1なら、いまだに私は負ける気がしませんよ++

 経験の差はなかなか縮まらない。

 なぜか?

 それは、みながみな、ぐんぐん成長しているからだね。


 勝てないから、しばらく対戦やめとくぅ〜……ってのじゃ、絶対、追いついて勝てることなどないんじゃないかな。
 ……とはいえ、天井がないわけではないはず。
 いつか皆が、互角の勝負ができるようになるはず。


 ……うう、Rozaさんに勝つには、いまの勝負量じゃ足りない。
 私は、あまり夜遊べないから(^^;

 ホントは、もっと他の……それこそ他人と対戦して、場数を踏んだほうがいいんだろうけど。
 ……かったるい(笑)。
 仲間うちで対戦するだけでも、楽しいんだよね(^^;


2000.05/03
infinity
 エロゲ(PC)→ギャルゲ(コンシューマ)の転換移植で有名なw;「Kid」
 そのオリジナルゲーム『infinity』を、探し回ってようやくゲッチュ。

 つい先日までまったく眼中になかったのだけれど。
 なんか最近、Kidっていう会社を見直したって言う意見をよく聞くようになって。
 んでさらに、そのオリジナルゲームの『infinity』の紹介を「ファミ通」で読んでしまってから、気になって仕方なかったんだな。

 うろ覚えだけれど……。

『主人公は、ゼミ合宿のため、とある島を訪れる。
 そこで、女の子たちと親しくなっていき……そして愛し合うようになっちゃうそうなんだな。

 んがしかし。
 不慮の事故で、主人公の愛する女性が死んでしまう。

 ガビーソ、悲嘆にくれる主人公。

 と。
 ふと主人公が目覚めると、そこは一週間前の世界だった。

 あれは夢か幻か? それとも予知夢なのか?

 巻き戻った時の中で、あの時、愛を語った彼女を救うために、主人公は奔走するのだった!』

 ……ううむ、ナイスシステム。
 私もこんな感じの物語を書いたりしたことあるんで、非常に興味惹かれまくり。

 これは想像なんで違ってるかもしれないけれど。

 一週間巻き戻った主人公、元気な彼女の様子を見て安堵する。
 だがしかし彼女は……主人公と経た一週間の記憶を覚えているはずもなく、素っ気ない態度で主人公と接する。
 あるいは、見知らぬ他人という関係に戻ってしまっている場合も?

 自分の愛した女性は目の前に居るのに、彼女は自分のことを覚えていない。
 彼女を救うために、あるいは彼女に嫌われるような行動を取らなければならない場合も……。

 あうう、コレは痛いですね。
 気持ち良いくらい痛いです(笑)。

 さらに、せっかく時間が巻き戻ったっていうのに、彼女を救えなかったりして……。

 とかなんとか、いろいろ妄想を働かせて、これは絶対買うしかあああ!
 と思って、最近探してたんです。

 んが。
 無い、無い、十数軒と探し回ったけれど、無い!
 パッケージがあったとしても、無惨にも”品切れ中”の札が。
 だだだdamn……。

 秋葉原に新宿と、店を転々としたのだけれど、結局見つからず。
 無いと思いつつも諦めきれず、池袋駅前のさくらやに寄ってみたならば……あった。

「おお……」

 とか、口に出ちゃいました(笑)。
 ひっそりと三枚ほど、展示されていたのでありました。

 苦労して探していただけに、嬉しかったね。
 ……これでクソゲーだったら、きっと泣くよ、わたしゃw


 んで、これを書いている現在、まだ未プレイ。
 取扱説明書を読んだところ、キャラクターの年齢が 20前後と、コンシューマにしては高いほうだ。
 おう、女子高生ってウケを狙わず、物語重視できたか!
 ううむ、こりは期待できそうじゃぞ++

『Kanon』(18禁版)も買ったし、PS版『To Heart』もまだまだだし、楽しみな宿題がまた増えてしまった。


 ……で、話は変わって。
 なんとなく手持ち無沙汰?で。

 ひさしぶりに、昔よく通っていたリーフ系ファンページをいくつか回ってみる。

 閉鎖 or 更新長期STOP多数w;
 半分……いやそれ以上がそんな感じ。

 みんなも、やっぱいまのLeafには……とか思えて、ちょっと嬉しかったり。

 そのかわりに、新しい人たちが、ぎょうさんHPを起こしているようだ。
 中には、素晴らしい二次創作もあるのだろうけど、それを得るために膨大なSSを眺めにゃならんのかと思い、あっさりと放棄。

 BBSとかで、ファンの人たちに、良い二次創作はありませんか? とか聞いて回るほうが良さそうじゃの。

 IP接続サービスが使えるようになったら、また昔のように、いろいろと回ってみようかと思っている今日この頃。


2000.05/08
『どうして、彼女を信じ続けることができなかったんだっ……』(infinity)
 タイトルになんて付けるのか、しばらく迷う。
 今回は、現在プレイ中のADV『infinity』とSLG『AoK』のことを書くつもりなんだけれど、適当なタイトルがみつからない。
 これは、今後も日記?を書いていく上で避けられない問題なんだな。

 っつーことで、あまり意識せず、最近気になった台詞や描写をテキトーに書いてお茶を濁すことに決めました。
 今後も、奇妙なタイトルが多くなると思いますが、あまり意識しないでくだされい。


 んで、今回のタイトルは、最近プレイ中のPSのNovel、『infinity』(KID)より。

 ヒロインのひとり、朝倉沙紀(あさくら さき)。
 傲慢で天の邪鬼、でもじつは根が優しいっていう、典型的なお嬢様タイプ。

 人間というものに嫌気がさしていた彼女が。
 信じあえていたと思っていた主人公にさえも裏切られ、彼の目の前で展望台から身を投げてしまう。

 あまりのことに茫然とする主人公。
 そこまで沙紀が思い詰めており。
 そして彼女の絶望の深さを思い知らされ、どうして最後まで信じ続けることができなかったのかと悔やむ様。

 ……川島優夏と樋口遙のシナリオでは泣かなかったけど、この沙紀のシーンでは、「すまんかった〜」と泣いてしまった。


 『infinity』のシナリオは、全部で五本のようだ。
 ひとりのヒロインにつき、ひとつのシナリオ。
 現在、三人のシナリオをクリアー。

 川島優夏、樋口遙、朝倉沙紀。

 詳しい感想などは、全部のシナリオを見終えてから書くとしますが。
 ……『infinity』、良いです。
 名作といっても過言では無いと思う。

 最初の優夏シナリオを終えた時点では、綺麗にまとまった良作……程度の感じしかありませんでしたが。
 遙シナリオを追え、ついで沙紀シナリオを終えた時点で、どんどん評価が高まっていくのを感じます。

 キャラクター同士が関係しあい、連鎖していくような。
 例えば、メインとも言える優夏のシナリオだけでは全てはわからない。

 遙、沙紀のシナリオを追っていくことで、いままであった疑問点が解消されていき、また、つぎつぎと新しい事実が出てくる。
 新たな疑問点も浮上してきて、そのシナリオでは謎のままでも、別のシナリオで真実が明かされていく。
 各所に伏線がはりまくられていて、それがじわじわと紐解かれていく様が素晴らしい。

 ”女の子が売り物の安っぽいギャルゲー”かと思っていたら、不意打ちを食らった。
 それは気持ちの良い裏切り。

 じつは練りに練られたシナリオだと気付かされ、いまは明かされない謎が、他のシナリオで知れるとわかり、やきもきしたり。

 これを書いているいま現在、残るふたつのシナリオ、守野いづみ、守野くるみの姉妹。
 早くふたりの物語を知りたくて、うずうずしてます(笑)。

 なぜ彼女が、あそこまで○○を嫌っているのか?
 なぜあの子は、彼女を恐れるような態度をとっているのか?
 彼女は、あの子の真実を知っていて、なお、自分の過去に対してどうけじめをつけるのか?

 くー、このゲームの企画シナリオの『打越鋼太郎』とかいうひと、ただ者じゃないぞ……(笑)。
 『infinity』は、企画シナリオの面ではやっつけ仕事ではなくて。
 企画として持ち込まれたか、企画の人が以前から暖めていた物語に違いないと思う。

 ただ、グラフィックの枚数が若干少ない所から、制作費少なかったんだろうなあと邪推したり(笑)。

 なんでも、初期ロットに不具合があって、特定のキャラをクリアできないとか、クリアするのが異常に難しいとか?
 そこら辺で回収事件とかがあって、店頭に置いてあるものが少ないのかもしれない。

 幸い、私が手にしたバージョンは、すでに修正されたものではあったけれど。
 この回収事件で、隠れた名作に陥り続けないことを切に願います。

 『infinity』は良い作品だ……名作じゃよ。


 で、つぎは『AoK』。

 最近、メインにしている文明は「サラセン」。
 全てのユニットが使え、そのほとんど最高までアップグレードできる文明。
 ネックは、騎士が初段階しか使えない所と、生産のアップグレードが若干弱い所、それと文明ボーナスが陸戦では良くない所か?

 相手に対して柔軟に対応でき、そして対応しなければ勝てない文明。
 ひとつのユニットでごり押しできないので、プレイするのにいろいろ頭を使う必要があって、やってて面白い。

 他に好きな文明としては、「ペルシア(象Love)」、「チュートン(強すぎる感じがして自粛中)」、「中国」と「ブリテン」(固有ユニットの弓兵が気持ち良い)あたりかな。
 「日本」と「トルコ」も嫌いじゃない。
 「フランク」と「バイキング」も、安定した強さがあって、良いかも。

 ……って、よく考えたらほとんどじゃん(笑)。

 その時その時の嗜好で、文明を変えたりしてます。
 例えば、最近は「投石機」と「騎兵」ラッシュがマイブーム。
 なんで、最強投石の使える文明を主にやったりしてます。

 いろいろな文明を使って馴れておけば、敵対したとき、その弱点とかがすぐにわかるから、優位に立てます。


 残る文明は、「ゴート」、「モンゴル」、「ビザンティン」かな?
 この三つの文明は、結構重大な欠点とかを抱えていて、使うのが難しい。

 むむ、かなり挑戦的な文明だ(笑)。
 今度、ぜひにも使いこなしてみたいものだよ。


 AoKをプレイしはじめて、かれこれどれくらい経つだろうか?
 一月は経ったはず。

 最近思うのは、上には上が居るってことと。
 どうも、最強の座につけるほどのセンスが無いんじゃないかってこと。

 でもまあ、勝てなくても、楽しめればいいよね。


2000.05/14
「お兄ちゃんのいないひとはぁ
お兄ちゃんぽい人のことを
お兄ちゃん♪って呼んでもいいんだよっ」

(『infinity』 守野くるみ)

……ツッコミたい衝動に駆られるも、その甘い響きに抗いきれぬ誠くん
 可愛らしい容姿、明るい性格、甘い声音。
 さらに料理も上手いとあって、まさしく理想の妹。

「お兄ちゃん」
 と呼ばれるにあたり、うにゅ〜ん、とマクラを抱えて床を転げ回る諸氏も多いのではないかと思う今日この頃。

 だが、そんな脳天気なロリっ子と思いきや、守野くるみの抱える悩みは生半可なものではなかった……。


 『infinity』、ALLコンプリート。
 CGを全て埋め、インタビューモードとヴォイスモード出現。

 終わったのだ……という感慨に耽る所だが。
 いづみシナリオの設定に対して疑問が拭えず、ちょっと後味悪い。

 なんにせよ、『infinity』は間違いなく名作である。
 詳しい”感想文”(笑)は、別のコンテンツに載せているので、暇な人は読んでみてください。


 そうそう、感想文ね。

 私は学が無いんで、批評とか出来るような人間ではありまっせん。
 文章を倫理的にまとめたりすることも苦手だし(笑)。

 けれど、自分が手にした作品が、とても素晴らしいモノだった場合。
 それを人に知らせ、薦めたいのが人間ってものだよね。

 そんな欲求にあらがうことなく、自分の好きな作品を紹介していくのが、”レビュー”っていうコンテンツです。
 ”感想文”的な稚拙な文章だとは思いますが、まあ、臆せず、自分の好きなように書いていこうと思いまっす。


 んで、『infinity』。
 完全制覇したので、ネット上にある二次創作小説を読んでみた。

 ……全部 SSだった(涙)。
 はじめてSS書きました!……とか、そういう作品を、気軽に投稿できてしまう昨今。

 ちょっと気分が萎えたものの、だからこそ、本当の二次創作を描き出す必要があるのでは!?
 ……と思ったり無かったしないでも無かったり?(笑)

 とりあえず、今日からはじめる『Kanon』を全て終えた後に、『infinity』への情熱が冷めていないようなら、久しぶりに二次創作に手を染めることになりそう。

 書き出すからには、半端なものじゃない、気合いを入った作品を描き出す気概で、ヒトツ。


 ちょっと嬉しかったこと。
 私が、ネット上で二次創作の掲載を止めてから、二年(一年半くらいだっけ?)近く経っているわけだけれど。

 いまだに、私の作品を覚えているという人が居てくれるということだ。
 知人ではなく、まったくの赤の他人が。

 こないだ、Leafのネットから去った理由を書けば、「ぜひまた書いてください」とか言われたり。

 「あの作品をまた読みたいので、良かったら送ってください」とか言われたり。

 また、UO上で「○○の小説好きでしたよ〜」とか、言われたり。

 自分のやってきたことは、それほど間違いではなかったのかも知れないと思えることは。
 いまの自分には、とても嬉しいことだ。

 この先、どのていどのことができるかは自信が無いけれど。
 自分の熱意と、このHPのカウンターが動く限りは、二次創作なり、日記なり書いていきたいと思う。


2000.05/20
「春が来て……ずっと春だったらいいのに」
(『Kanon』 沢渡真琴)

……この言葉でグッと来る人は仲間
 『Kanon』終わっちゃったよう〜……シクシク(涙)。
 『infinity』も素晴らしかったけど、やっぱ『Kanon』と『ONE』は別格か。

 ……『ONE』と『Kanon』と(とうとう)出会ってしまった自分は、これからどうすれば良いのでしょうか?
 Keyの新作を待ちこがれ、他の並以上の作品に出会っても惚れ込めないであろう自分は、いったいどうすれば……。

 とりあえず、『ONE』と『Kanon』をもっかいやるか(笑)。


 『Kanon』、素晴らしかったです。
 ただ、総合的に見たら、ほぼ?同じスタッフが作った『ONE』のほうが自分の評価は高いです。


 『Kanon』の中で飛び抜けて優れているシナリオは、やはり沢渡真琴の物語じゃないでしょうか。
 この世に生まれて20数年、ここまで泣いたのは初めてです(^^;

 真琴というキャラクターにそれほど惚れ込んではいなかったんですが。
 そのシナリオはとても良いモノで、すっかり泣きまくり。

 彼女の人間らしさが失われはじめた頃に、私の瞳は濡れ。
 そして、クライマックスでの丘のシーン、”残光”という曲とともに滂沱の涙(笑)。

 ああ、もう、もどかしいっ。
 真琴シナリオに、私がどれだけヤられてしまったか、文章にできない。

 とりあえず。
 私がいままで生きてきた20数年の中で出会った物語の中で、一番感動したかもしれません。>真琴シナリオ

 18禁じゃない、全年齢対象版というバージョンも発売されているようなので。
 エッチゲーに引け目を感じている人は、そちらをどうぞ(笑)。

 ……ONEもそうだったけど、Kanonのアレは、あまり無くても良いモノだった。
 せっかく、そのシーンを入れるのだから、もっと盛り上がりを持たせて欲しかったのだけれども。


 『Kanon』のグラフィック(キャラクター、原画?)を担当している、樋上いたるって人。
 前作『ONE』よりも、癖が強くなっている(^^;

 『ONE』、『Kanon』の前作に、『MOON.』っていうゲームがあったのだけれど。
 それをプレイしたとき、最初に感じたのが、『なんでこんな絵描き使ってるんだろう』……でした(ひでえw)。

 でも、『MOON.』をプレイしていくうちに、癖のある絵に馴れていき。
 最後には、それほど気にならないようになっていた。

 『ONE』、『Kanon』と回を重ねていく内に。
 樋上いたるという絵師が、このチームの中に居る理由が、わかってきたような気がする。

 チーム……とくにシナリオのやりたいことを理解し、それに沿う絵を書ける仲間。
 思い返してみても、私の知る三作品の中で、シナリオに沿った構図の、違和感の無い絵が挿入されているように思える。

 もしも外注だったり、他の絵師だった場合は、どうなっただろうか……?


 最近よく思うのは。
 ノヴェル系ゲームが、少人数で作成できる、唯一のゲームじゃないかなってことだ。

 コンシューマ系ゲームは、何十人もゲーム制作に携わっているのが普通だし。
 あ、でも、パズル系ゲームなら少人数で作れるかな?
 しかし、あれはアイデアのみが勝負だしなあ。

 ノヴェル系ゲーム。
 少人数で作れて、そのチームのやりたいことと、才能とを、一番出しやすい作成環境ではないかと。

 学生の頃、私、ゲーム作ろうと色々やってました。
 あの熱意が、なんかまた、ムクムクと首をもたげてきたぞ(笑)。


 そうそう。
 二次創作小説。

 ちょっと見てみたら、いまじゃあ、Susieのプラグインを利用して、Leaf作品なり、Key作品なりの画像をそのまま利用して、ゲームを作れるフリーソフトがあるんだね。
 ビックしたよ(笑)。

 以前、ここで発表していた二次創作ゲーム『Hearts』。
 あれを、『To Heart』の元画像バリバリで、サクサク二次創作を作れるような感じ。
 音楽や効果音もOKらしい。

 ……良い世の中になったもんだのう。

 そのまま、ウェブを巡回。
 Keyのファン系検索サイト『うぐぅ』のセンスににやけつつ(笑)。

 漂流の後、行き着いた先に、二次創作系リンク。
 そこを見て、唖然とした。

 『Kanon』の二次創作小説、数千件もあるじゃん!!!

 ……もんのすごい量だな。
 アレ見て、一気に萎えました(笑)。

 数千もの二次創作、Heartsのような形態が簡単に作れる昨今。
 その中で差別化を図りつつ、素晴らしい二次創作を作り出すような自信は、自分には無いぞ。
 あんな大口叩いといて、情けないが(笑)。
 そこまで自惚れていません。

 ……とりあえず、『Air』に期待か!(逃げ)。
 まあ、最近はオリジナルのほうが忙しいし……(言い訳)。

 なんにせよ、のんびり行こうや(笑)。> 自分


 『AoK』の話。
 UO時代は、のんびりした人だなぁ……と思っていたCoFmemの「izha」さんに。
 城主時代での中心ラッシュを喰らい、ぼこぼこにされる(笑)。

 しかも連続二回。
 へこんだwww

 アラビア+反則チュートンぬというコンビネーション。
 それに、「izha」さんの性格に合った?スタートダッシュが噛み合うと、猛烈な強さをはじき出した。

 対処法は少ないんじゃないかなあ。
 アラビアの広いマップで、視界の外、裏側に中心ぽこぽこ作られて。
 チュートンの猛烈”中心”に土地を削らてしまう。

 対策としては、裏に回ろうとするチュートンの農民を残らず殺戮。
 ……無理だ(笑)。

 こっちも中心で対抗……向こうがこっちの射程外から攻撃できる位置に中心作ったら駄目だ(笑)。

 ちょっぱやで帝王になって、遠投投石+槍+弓でチクチク、チュートンの中心を破壊。
 ……これぐらいか。

 CoFmemの中では、この「izha」さんと、「Vivian」さんと、強者「Roza」さんが、序盤〜中盤の攻勢を試みてくるタイプかな。
 それを相手にして思うのは、つくづく自分は、スタートに弱いってことだ。
 どうも、序盤は生産に重視して、終盤、それを基盤にグイグイ力押ししていくのがパターンになってる気がする> 自分

 今後の課題じゃのう。


2000.05/25
「浩之ちゃん」
(『To Heart』 神岸あかり)

……全国のヒロユキちゃんが羨ましいですね(笑)
 長らく放って置いた、PS版To Heartを、ようやく初クリア。
 発売日に買って、結局いままで、一周もクリアしてなかったんです。

 PS版初クリアは、神岸あかり。
 メインヒロインの彼女を、昔取った杵柄(PC版)、あっさりと初回クリアー。

 その勢いに乗って、保科智子、マルチと、三人のシナリオのエンディング到達。

 ん〜……やっぱいいね、To Heart……。

 最初こそ心配だった声付きってのも、馴れば、雰囲気を盛り上げてくれる。

 あかり、委員長(智子)、マルチと、PC版でのお気に入り三人を全て見終えてしまったけれど。
 他の子たちのシナリオも、ちゃんと見て上げなきゃな、と思う。
 PC→PSへの移植で、シナリオもかなり改編されているし、他のシナリオはどうなのかなって、気になりますからね。


 もうだいぶ前に発売されているし、いまさら私が書く必要もないんだろうけど。
 思ったことを書いておくっす。

 一番気になっていたのが、PC版の18禁から、性関係にうるさい全年齢対象のPS版への移植。
 それに際して、物語がどうなるか……だった。

 18禁ゲームでの恋愛物ってのは、とかく、エッチシーン(他にいい表現方法ないものかw;)はオマケに過ぎないものが多かった。
 F&Cなんかは、それの代表か(笑)。
 したがって、全年齢対象に改編移植する場合、単純にエッチシーンを切り取ればいいだけだった。

 だがしかし、PC版のTo Heartは、シナリオにもよるけれど、エッチシーンは物語上必要なものがあった。
 それを、どう改編するのかってのが、気になっていたんだよね。

 あかり、委員長、マルチのPS版のシナリオを見終えて、予想に違えない上手な改編をしていて、ほっと一息。

 逆に、エッチシーンというオマケ要素でもって誤魔化すようなことができなくなったので。
 登場人物たちの心の機微を綺麗に描き、エッチ以外で物語を盛り上げようと頑張っていたように思える。
 なので、PC版以上にヒロインとの関係が深く描かれていて、見応えがありました。

 シナリオは、PS版のほうが、断然完成度高いんじゃないかな。

 また、PC版は、なんだか罪悪寒を抱かずにいられなかったマルチの物語が、PS版になって、清らかなモノに変わってて。
 すがすがしくて、精神衛生上望ましかったり(笑)。

 ……PC版のマルチのシナリオには泣いたし、好きだったのだけれど。
 マルチと浩之(主人公)のエッチシーンは、なんか罪悪寒を拭えず、私的にひじょうに痛々しくて、二回目以降は文章スキップしてました……。

 泣きといえば。
 PS版のあかり、委員長のシナリオでちょっと涙ぐみ。
 やっぱり、マルチのシナリオではちょっと泣きましたです、はい。
 ……涙腺弱いんです (てへへw)。


 良い機会だから、エッチシーン云々について、ちょっと考えながら書いてみます。
 興味ないひとは、飛ばしてくださいね。


 ……にしても、良い言葉ないものか(笑) > エッチシーン

 SEX……じゃ露骨すぎるし。
 性行為……じゃ、なんか艶めかしいし(笑)。
 濡れ場……じゃ、なんか違うだろ?w
 愛の営み……だなんて、何度も書けない、恥ずかしい(汗)。

 で結局、無難な所でエッチシーンって言葉かあ。
 これも、ホントはちょっと違うと思うのだけれど。
 他に良い表現方法ないから、これでいくとする。


 で、エッチシーン。

 PC……パソコンで、18禁ソフト、あるいはアダルトソフトなどと呼ばれるゲーム類。
 鬼畜物とか、エッチ目的のゲームは嫌いなんでプレイしてないので、除外するとして。

 主に恋愛関係の18禁ゲームでは、とかく、エッチシーンがオマケにしか過ぎないことが多い。
 それの最たるものがF&Cであり、私がこの会社を憎む最大の理由だったりする。

 エッチシーンはおまけであり、カットしてもなんら問題の無い物語作り。
 それはまるで、PC→コンシューマへの移植を眼中に据えた、おざなりな作りに思えてしまう。

 ……でもまあ、F&Cは、まだマシなのかもしれない。
 結構、キャラクターが描かれていることが多いみたいだし。

 で、ああ、そうだった。

 エッチシーンはオマケにしか過ぎず。
 あるいは、ソレへの到達がメインであるゲームが多いので、物語がおざなりになっていることが多い。
 そして、エッチシーンがあり、絵が綺麗なら売れるっていう状況が多かったと思う。

 たとえ物語が半端なモノでも、グラフィックが綺麗だったら売れるって感じ。

 そんな折りに、エルフの『同級生2』が売れ、Leafが目立つようになったりして、流れが変わってきたんだと思う。

 それでも、まあ、いまだに酷いシナリオのゲームも多いようだ。

 売りであるエッチシーンへ強引にでも持ち込むような物語。
 であるからして、エッチシーンを切り取ったら、もうなにも残らないようなカスカスな作品になってしまうんじゃなかろうか?

 で。

 エッチシーンという売り無しの、コンシューマでの恋愛ゲームではどうだろう?

 エッチで誤魔化すことはできないから、必然的に、キャラクターや物語でもってゲームを売っていかなければならない。
 そうなれば、エロゲ(笑)よりも、制作に気合いが入ってるんじゃないかって、想像できる。

 ……そんなことを、PS版To Heartをプレイし終えて思いました。

 PS版To Heartが売れたのは、やっぱり、元の作りがしっかりしていたからだと思う。
 そして、改編も気合い入ってたし、PC版を好きな人は買っただろうしね。

 正直な話、コンシューマのエロゲ……もといギャルゲ(笑)って、絵だけで売ってるようなイメージがあったんだけど。
 18禁じゃない絵だけでは、そう何度も売れないわなあって思って、認識を改めた出来事でした。

 恋愛の山場のヒトツであるエッチを描けない、制約の多いコンシューマの恋愛ゲーム。
 あまり制約が無い18禁ゲームに比べると、価値が低いなって自分的に思ってたんだよね。

 ただ、最近やった『infinity』と、この『To Heart』で、それは間違ってるのかも知れないと思わされたわけで。


 私が、人に薦められる18禁ゲームは……。

 『痕』、『ONE』、『Kanon』か。

 ……他にも色々あるけど、冷静に考えてみると、完成度がキャラによってマチマチだったり、欠点が目立ったりするモノが多くて。

 PC版『To Heart』も、神岸あかり、保科智子以外のシナリオでは、色々問題があるように思える。
 とくに、エッチシーンへのシナリオ展開が強引過ぎて鼻に付いたり。
 ……あと、マルチは背徳感が強くて、痛いです(^^;

 で、これら薦められる名作たちでも、エッチシーンがおまけにしか過ぎない……ってシナリオも多かったりする。
 『ONE』や『Kanon』は、非常に素晴らしい物語だとは思うけれど、エッチシーンにそれほどの必然性が感じられず。
 かつ、その描写がなんとも希薄なことから、オマケ的に感じられてしまう。

 ゲームの中でのエッチ……っていうか、SEXってなんだろうね?

 男と女が、互いに相手を必要であると感じたり。
 互いの愛を深める行為。
 自然な欲求。

 ”プレイヤーが、ヒロインへの愛情を深める最良のシーン”。

 SEXへと至る”過程(恋愛)”を、きめ細かに描いているゲームは多いんだけど。
 このSEX”自体”を、キチンと描き切れているゲームは少ないと思う。

(※もちろん、恋愛って、SEXだけが全てじゃないですよね。それは、いまはとりあえず置いといて※)

 若い男女の恋愛では、決して描けずにすませられない行為だし。
 そして、キチンと描けていれば、もっとプレイヤーの感情移入が高まって、物語を盛り上げられると思うのだけれど……。


 『ONE』と『Kanon』って、各登場人物の心の機微を描ききれているというのに。
 プレイヤーが、ヒロインへの愛情をもっと深めることができるはずのエッチシーンを、おざなりにしているように思える。

 両作品の脚本家みずからが、18禁作品とするのは、売るための手段だ。
 ……と明言したことがあるそうだけど、それは非常に残念だ。

 『Kanon』の沢渡真琴、月宮あゆのシナリオなんて、ムチャクチャ素晴らしいと思うのに。
 エッチシーンの描写が結構おざなりで、げんなり。
 ここら辺で、もっと雰囲気を盛り上げられていれば、私的に完璧だったんだけどなって、とっても残念なりよ。

 ……私的に……で我に返るが、これってもしかして、私ひとりの嗜好に過ぎないのかな?(笑)

 でもでも、主人公とヒロインのはじめてのSEX位、丁寧に……それこそ、愛情溢れる感じで描いて欲しい(^^;
 現実なんて、繰り返せば、黙々とやるのがほとんどだけど、ゲームくらい、ねえ?

 このHPのタイトルを付けて、もう三年近く経つけれど。
 なるほど、私にはお似合いのタイトルかも知れない、と苦笑い。


 私が、Leafの高橋龍也氏を尊敬するのは、シナリオはもちろん、その流れでのエッチシーンをキチンと描けているからだ。

 このどちらか片方だけなら、高橋氏以上に描けているゲーム脚本家は居ると思うけど。
 高橋氏のように、どちらも高レベルで描けている人は居ないように思えるんだ。


 ……と、ここまで書いたモノの。

 読み返してみれば、あんま大した内容じゃないね(^^;
 なのに、これだけの文量。

 うーん……無意味に文章が長くなるの、悪い癖だ。
 これからの課題じゃの(笑)。


2000.05/28
「俺を狙うなよ〜」
(『Age of Kings』 チャットメッセージ)

……上とはまったく関係の無い内容。今回は秋葉原での買い物を中心に
 金曜日の午前中、久しぶりに秋葉原へと赴いた。

 時間は 10時。
 まだ、販売店などは開いてないはずなので、セガのゲーセンで時間をつぶす。


 このゲーセンで、『バーチャファイター3』をプレイしていた日々が懐かしい。
 一階の広いスペースに、大型筐体が三組ずつあった頃。

 得意のジャッキーを使って、50連勝位したことがあった。
 周りには人だかりができていて、あれほど見られることに快感を覚えたことはなかったなあ(笑)。

 ……で、『4』はいつでるんでしょうか?(^^;
 カプコンやSNK系のゲームは、どうも肌に合わなくて、セガの『VF』シリーズ以外はほとんどやってないんです。

 なので、最近はゲーセンに行くこと自体無かったりする。


 テキトーに時間をつぶした後、近くのソフマップに行ってみる。
 ……とはいったものの、ソフマップやラオックスなどの有名店以外、あまり知らなかったりする(笑)。

 んで、PCゲームソフトを売っている、二階へと行ってみたのだが。
 なんか、行列があった。

 そいや、今日は金曜日だ。
 なにか、期待の新作でも発売したのだろう。

 で、なにが出たんだろう……と思って、行列してる人たちの手元を見てみる。

『愛姉妹』 『愛姉妹』 『愛姉妹』

 ………。

 エロゲ。
 確か、エルフのDOSゲーじゃなかったけか?
 あいや、エルフの別ブランドだっけか?

 そういえば、それがリメイクされて出るような話を聞いたことがあったような。

 なんにせよ驚いたのは、エルフって、まだ売れてたんだ……ってとこ。

 エルフの代表的人物、”蛭田昌人”って人のシナリオは、好きだった。
 いまと違って、良い作品が少なかった頃に、野心的で才能溢れるゲームを出していたと思う。

 なのに、最近のエルフは、自社作品の移植がメインだ。
 蛭田氏は、「もう働くのイヤンぬ」とか言ってるのだろうか?(笑)

 そのうち、エルフ初期の、家庭教師物だとか、スポーツ物?とかもリメイクで出しそうな勢いだ。


 個人的に、エルフが終わった……と思いはじめたのは、『下級生』という作品からだった。
 『同級生2』の後に、蛭田昌人氏が新しく恋愛ゲーム(18禁)を出す……と聞いていたので、発売を心待ちにしていた。

 ところが、そのイラストを見て、不安がよぎる。
 なんか、変な絵だった。

 情報を集めてみると、”かどい あや”(門井亜矢だっけ?)とかいう、女イラストレーターと判明。
 少女漫画チックな、色気の無い絵柄である理由がわかった。

 だがまあエルフだし、見た目はヘボくても、それなりに良い絵を描けるイラストレーターなんだろう、と自分を納得させる。

 そして、『下級生』を購入、即座にプレイ。

 ……ぐああああ……。

 ゲームをはじめて間もない頃、私の不安は現実のものとなった。

 絵柄が自分の嗜好に合わないのは、なんとか我慢できるものの。

 キャラクターの服装のセンスが最低だった。

 確か主人公の担任の女教師が居るんだけど。
 その、哀れなボディコン衣装に、一気に萎えた

 あまりに痛々しい画家のセンス。
 我慢しつつも、しばらく遊んでみるものの、馴れることの無いまま、我慢の限界を迎えた。

 ……後に、知人と、この画家のことで話す機会があった。

 私が、「あれって最低だよね?」と同意を求めるような方向で話題を向けてみると。

 なんと、その知人は”かどい あや”の絵を「悪くない」と言いやがってくださいました。

「なんでっ!?」

 私が心底驚いて聞くと、その知人(男)はこうほざいた。

「だって、かどい あやって可愛いじゃん」

 ………。

 てめぇは、画家の善し悪しを顔や性別で決めるんかっ!!!!

 この一件もあって、エルフ嫌いに拍車が掛かった(笑)。
 しかも、”かどい あや”氏を、どういうわけかエルフは幾度となく器用。


 『Diablo2』と、『Air』の予約状況を確かめるつもりだったのだけれど。

 ソフマップ二階を占拠する『愛姉妹』の群れを前に挫折。

 ……いや、多分、『愛姉妹』自体は面白いと思う。
 やったこと無いけど、蛭田昌人氏が気合いいれて作ってた作品の、リメイクだろうし。

 絵描きは”かどい あや”氏じゃなかったみたいだし、拒否する理由も無い。
 そのうち気が向いたら、買うこともあるかもしれない。


 テクテクと、ラオックスゲーム館へ移動。
 この店の地下一階は、全てエロゲ or アダルトCD or DVDという魔窟だ。

 愛姉妹の群れを予想し、今日は近づかないことにする。
 Keyの作品なら、大量に仕入れがあるだろうし、予約しなくても買えるだろう。

 ……予約特典とか、気にならないといえば嘘になるけれど。
 ソフマップやラオックス以外、あんまよく知らないんで(^^;

 で、ラオックスの五階だったか六階だったかで、一般PCゲームなどのフロアを散策。
 Diablo2の予約は、とくにやってないようだ。

 でも、Dia2は予約しておいたほうがいいと思う。
 過剰に余ることは無いと予想。

 ので、Dia2の正式な発売日が決まったら、また秋葉原に出向いたほうが良さそうだ。

 ゲーム音楽系のCDを見てみる。

 今回の秋葉原遠征の目的のひとつである、『infinity』サウンドトラックをゲッチュー。


 私のお気に入りPSゲーム、『infinity』。
 それのアレンジ(ホントか?w;)サウンドトラック+ドラマのCDが、先日発売されたのです。

 で、聞いてみました。

 CDドラマのほうは……まあ、ボチボチ?

 主人公に声があてられたことに、違和感バリバリ。
 っつーか、こんなカッコつけた感じの誠くんは、嫌いですw;

 ドラマの内容のほうは、良いところも悪いところもあり。
 ちょっと寒かったけど、笑えるとこは笑えました。

 でも、多分、もう二度と聞かないでしょうw;

 で、アレンジ?って聞いた記憶があったはずの音楽のほうは。
 なんつーか、PS版の音楽をクリアにして、CD-DAにしたような感じ……。

 しかも、ドラマに容量食われて、一曲終わらないウチにフェードアウトすること多数。

 ……なんつーか、二枚組にしてくれよなって感じで、残念。

 とりあえず、『infinity』、DCあたりでアレンジ移植求む(笑)。
 隠れた名作で終わるなよ〜……。


 ……にしても、『ONE』とか『Kanon』のアレンジCDとかは出ないのかのう……。
 制作者たちも、音楽には自信あるだろうに。

 やっぱ、音楽だけじゃ、あんま売れないのかな?

 もう一枚、欲しかったCDがあったのだけれど、みつからない。
 『久遠の絆』っていうゲームのアレンジCD?

 PS版でゲームが出てすぐに発売されたようだし、もう一、二年位前のモノだから、しょうがないか。

 ……っていうか、秋葉原でゲーム系音楽CDを売ってるトコなんて、ろくに知らない自分に気付く(笑)。

 まあ、DC版でアレンジ移植されたし、『久遠の絆』の新しい音楽CDとか出てきそうだから、別にいっか。
 うーん……DC版『久遠の絆』、やりたいのう……。


 ドリームキャスト、買うべきか、買わざるべきか……。

 DCを欲しいのは、『久遠の絆』と、『METAL MAX』を遊びたいから。

 『久遠』のほうのアレンジ移植は、かなり良いみたいだ。
 見たこともない絵もあったし、シナリオの追加もあるようだし、絵や音楽のクオリティもあがってるようだ。

 ただ、もう一つの理由の『METAL MAX』が、ホントに発売されるのか心配。
 なんせ、発売元の予定だったデータイーストがつい先日倒産したらしいしw;

 ファミ通を見てみたら、『METAL MAX』の発売元がアスキーに変わってた。
 ……とりあえず、出るんだよね?(^^;

 でてくれーっw;


 ソフマップの、中古エロゲShopへと赴く。

 昔あった所は、なんか潰れてたw;
 中古エロゲフロアは移転になってた。

 ……立て替え工事だといいんだけれど。
 ソフマップが潰れる位、各ゲームの売れ行きがやばいんなら、いろいろまずいっしょ?


 んで、ソフマップ、中古エロゲフロアに到着。

 踏み込んだ直後、異臭に鼻がまがる。

 消毒液っぽい薬臭さと、人の汗くさい臭いと。
 それをかき混ぜる、強力な冷房。

 この異様な空気を、貴方は想像できるか!?w;

 そして、平日の昼間だというのに、客が溢れている状況。

 回れ右して、立ち去りたい衝動に駆られる。

 ……が、我慢して踏み込み、探索を開始する。

 ここへ来た目的は、『Kanon初回限定版』『加奈』『こみっくパーティー』


 『Kanon初回限定版』。

 これには、OP、EDのフルコーラス版や、ゲーム内音楽のアレンジトラックなど、10曲を収めた音楽CDが入ってるそうな。
 名前は、『華音』とかいって、すこぶる良い出来らしい。

 Kanonは、確か99年の初夏に出たから、初回限定版は、中古でしか出回っていないのだろう。

 Kanonの音楽は凄い好きなんで、是非とも手に入れてみたかった。
 ……んが、案の定無い。

 っていうか、通常版でさえ、品薄の状況らしく、結局見あたらなかった。
 うむうむ、ファンとしては嬉しい状況じゃのう。

 で、なんかフロア内に張り紙があって、この初回限定版のことが書いてあった。

 初回限定版、中古で八千円位らしい。
 ほぼ定価……かな?

 後日、『LIFE STORM』からの仲間、「にゃ」さんに、華音のOP、EDのフルコーラス版を聴かせてもらう。

 ……うぐぅ、良いよう、欲しいよう(笑)。


 『加奈』。
 かなりの泣かせゲーと評判の作品。

 なんでも、入院している妹、加奈とのアレでソレでナニなゲームらしい。
 ……っていうか、よく内容しらないw;

 病院で療養中ってことは、シナリオ次第では、妹が死んでしまうこともあるのかもしれない。

 んで、中古発見。
 五千円ちょっと。

 品数は少ない模様。
 人気のある証拠だ。

 初回限定版ってのもあったけど、あんま興味ひかれるオマケじゃなかったので、通常版を手に取る。

 うーん……いま思えば、中古で五千円もするなら、新品買っとけば良かったかな。
 中古買っても、ソフトメーカーは儲からないし。


 『こみっくパーティー』。

 ……敬遠していた、Leafブランドで発売されたF&Cのゲーム(なんじゃそりゃ)。

 なんでも、同人誌関係の話が結構詳しく書かれているらしいし。
 イベントなどのエピソードも知ることができそうだし、資料として、一回遊んでみようかなあ、と。

 Leafの音楽も好きだし。
 ゲームがつまらなかったら、音楽をmp3で保存した後、ゲーム本体を売っちゃえばいいことだからね。

 ……んが。
 この『こみっくパーティー』が、中古で出回ってないことを思い知らされた。

 『こみっくパーティー』って、品薄になるほど人気あったのかっ!!!

 驚いた(マジで)
 てっきり、中古市場にあふれきって、値崩れしてると予想していたのに。

 新品買うのも馬鹿らしいので、購入を見送った。


 で結局、『加奈』のみ購入。

 このフロアを出る時。
 入る際に感じた、異臭に鼻がなれているのに気付いて、ちょっとショックだった。


 最後の買い物。
 スピーカーとオーディオケーブル?とかを、ソフマップで購入。

 ……ソフマップで買うあたり、ぬるユーザー確定w;
 ま、他に知らないし、ぬるくて結構(笑)。


 気付けば、もう昼時。

 山の手線を使って、ぐるりと回って目的の駅へ。
 疲れていたのでウトウトしていたら、寝過ごして泣きそうになった(笑)。