2006.02/04……『処女はお姉さまに恋してる』→『乙女はお姉さまに恋してる』。全年齢版への移植に際して、削られたキャラクターのこと

2006.03/04……今更ながら、『Fate/follow ataraxia』をクリア。正統派的ノベルゲームの進化であるが、シナリオライター複数に違和感

2006.04/04……ネタが無し

2006.05/18……アニメ話いろいろ

2006.06/17……TVアニメ版『乙女はお姉さまに恋してる』
 2006.02/04……『処女はお姉さまに恋してる』→『乙女はお姉さまに恋してる』。全年齢版への移植に際して、削られたキャラクターのこと
 『Fate/hollow ataraxia』についてウダウダ書こうとしていたんだけれど、色々あって一通りクリアーが間に合わず。
 なので次回に持ち越し。
 賞賛とか苦情とか、結構書きたいことがあるんだけど、この気持ちが次回まで保っていられるかは……不明(笑)。


 色々あって……というか余暇の多くを、貯まっていたビデオ鑑賞に費やしていたらいつの間にか月日が経っていたり、とか。
 試しに録画していた再放送のドラマ『白い巨塔』がめちゃくちゃ面白くてハマっちゃったりとか、まあ、イロイロ。


 ……しかしそうなると、あまり書くネタが無いことに気付く。
 生存確認という意味で、こう軽〜く……。


 『処女はお姉さまに恋してる(おとめはボクに恋してる)』のPS2版が去年末に発売されたわけだけれど、そこそこ売れているらしい。
 けど結局、未だ購入していない。
 ちょっとだけ縁が無く、手に入れる機会を二度三度を失っている内に、まあ、無理に買わんでもいいかなぁ、と。

 18禁のシーンをどう変更したのか興味はあったけれど、原作者の嵩夜あや氏がモリモリ書き込んだわけじゃなさそうだし、興味は薄い。

 というか……あまり重要なキャラでは無いという理由なのか、生徒会のメンバー、書記の烏橘可奈子をサックリ削っちゃうあたり酷いと思う(汗)。
 ワカメ……もとい可奈子のために新たに声優を用意するのがコスト的にもったいなかったのか(PC版では奏役の中の人が当てている)。

   ※PCのノベルゲーとかでは、メインキャラの声優がサブキャラの声を当てたり、2役3役やることも多いみたいです
    で、『おとボク』もPS2移植に際し、いままでメインキャラたちの声優が担当していたサブキャラたちにも独自の声優が付くようになった


 シナリオライターの嵩夜あや氏の同人誌では結構重要な役割だったりするキャラクターを、嵩夜氏自身が削るとは思えないし。
 ネットには、可奈子を題材にした二次創作小説もかなりの数あるってのに、それらを無視してサックリ削っちゃうあたり、移植に対してはあまり熱意を感じられないので別にスルーでも構わないかなあ、と。


 ……少し脱線するけれど。


 いまひとつ記憶が薄く……ノベルゲームであるのは確かだけれど、具体的なタイトルは浮かばない……。
 なにかのゲームがあって、それにちょい役だったか、あるいは名前だけの登場だった、あまり本編では描かれていないキャラクター(女の子)が居た。

 んで、その作品のファン達は、その女の子を題材に様々な二次創作小説を書き上げ、ファン同士でそのキャラクターの性格や生い立ちなどを肉付けしていき、本編ではほとんどorまったく描かれることのなかった一キャラクターが、独自の背景を得て二次創作の中で活躍し、輝いていくということがあった。

 あった……というか、いまでもそんなことは多々あると思う。
 二次創作、同人誌とかではよくあることではあるし、良きにしろ悪しきにしろ、ファン活動の面白いことだと思う。

 ……ところが。

 その原作が移植されて……あるいは続編だったかファンディスクだったかで新たなゲームが作られ。
 ファンの熱意に応じてということで、そのキャラクターのシナリオが追加された。

 ……しかし実際にそのキャラクターの公式?シナリオが出て、ファンの多くは嘆いたという。

 自分たちが作り上げてきたキャラクターの設定などは度外視で(まぁ、当たり前ではあるが)、自分たちのファン活動を無意味にさせられただの、○○ちゃんはそんなキャラクターじゃない!だのといった苦情などが殺到したそうな。

 ファン達の行動に行きすぎた面はあると思うし、あまりそういった熱狂的なファンを気にする余り、公式サイドが身動きできなくなることは好ましくは無いけれども。
 ……いくらなんでも、『おとボク』PS2版の可奈子のように、原作で出ていたキャラクターを削るってのは酷すぎやしないかなあ、と思うわけです。


 いや別に、可奈子ってキャラクターに別段思い入れは無いものの。
 本編で出ている以上、なにか登場させてあげたいなあ、という気持ちはあるわけですし。
 なによりも移植に対して削られてしまった不遇なキャラということでむしろ気になる存在になってしまったわけで。

 ……ちょっと面白く書いてやろうかな、とか無駄に時間を注いでいるあたり、なんつうか、自分もまた、あまりよろしくないファンってヤツなのかもしれない(笑)。


 まあ、今回はこれぐらいで。



 2006.03/04……今更ながら、『Fate/follow ataraxia』をクリア。正統派的ノベルゲームの進化であるが、シナリオライター複数に違和感
 面白いことはわかっていた。
 ……けれど同時に、時間が掛かることもわかっていた。

 つうことで、ようやく『Fate/follow ataraxia』をクリアー。
 達成率は一応100%だけれど、ミニゲームの『イリヤ城』でのボーナスCG2を埋められず放置。


 オープニングの怪談話の内容と音楽、絵と切り替えの演出に期待感を煽られたり。
 それ以上に、アーチャーとの橋での戦闘にゾクゾクと興奮したり。
 つぎつぎに増えていく、枝葉とも言うべきミニシナリオたち。読んでも読んでも、新しき登場を告げるNEWが減ることは無く。
 そうしてようやく巡り会い、激突する二組の主役たちと、そこで唯一流れる音楽「アヴェンジャー」(好きなのにここでしか流れねぇw)。

 ……ここら辺が、期待度のマックスだったかなぁ、今思えば。


 背景音楽や効果音、一部違和感があるもののキャラクターグラフィックやそれを彩る背景とか。
 なにより、シナリオへの感情移入さえも操るカットインとか、そこら辺の画面演出には素直に舌を巻いた。

 これこそが正統的なノベルゲームの進化なのかなぁ、と思いつつ、その演出に引き込まれる。


 ただ、ゲームを進めていくごとに違和感が強くなる。
 それは演出上であり、シナリオの根幹に関わる設定があるためってのもあったんだけど。
 主人公や、その周りのキャラクターたちの行動、ちゅうか言動っちゅうか、なにもかもに違和感を覚えることが増えてきた。

 このゲームは、ひとつの大きなシナリオがあり、それを飾る多くの枝葉ともいえるショートシナリオで構成されている。
 そのショートシナリオをひとつずつ読み解いていくごとに、そこで登場するキャラクターたちの関わりがわかったり、過去の出来事がわかったり。
 さらに大元のシナリオに関わる話が進んでいったり、そのショートシナリオに連鎖して新しいシナリオが発生したり。

 ……作ることを考えれば、めちゃくちゃしんどいだろう。
 ひとつのショートシナリオ毎に色々な味わいがあるのだけれど、いわゆる「お笑い」物ならばちゃんとオチをつけないといけないし。
 シリアスなシナリオで、大元のシナリオに関わるものならばいわゆる「引き」で終わらせられることもあるわけだけれど……。

 なにせ、ものすごい膨大なシナリオの数だ。
 ひとつの大きな物語を紡いでいくより、こういった小さなシナリオを連ねていくほうが難しいのはわかっている。

 ……のだけれども。

 けどやっぱり、シナリオはすべて「奈須きのこ」氏本人に、全てを書ききって欲しかった。


 大元のシナリオの設定上、主人公へ抱く違和感ってのがあるのだけれど。
 それ以上に、シナリオライターが変わることによる違和感が強かった……。

 なんかおかしいなあ、と思いつつも読み進めていき、確信に至ったのは遠坂凛との性交シーンと、柳洞寺での合宿シーン(劇)。
 ああ、こりゃ絶対シナリオライターひとりじゃないなぁとようやく確信してからは、以降キャラクターたちに妙な違和感を抱くたびにそのことが気になっていく。

 そうして同時に、良く出来たシナリオはメインの奈須氏だと思ったり。
 逆に酷い出来のシナリオはサブのライターだろうなあ、とか勝手に思ったりして。

 なんかこう、素直にシナリオを楽しめなくなってしまった。


 以前プレイした『智代アフター』でもそうだったのだけれど、最近はノベルゲームでシナリオ分業ってのが多くなってきて、酷く哀しい。

 マルチシナリオのタイプで、各キャラクター毎にシナリオライターが違う、というのはわかりやすくて、まだ何とか許せるのだけれど。
 この作品や『智代アフター』のように、ひとつの大きなシナリオを描く中で、違うライターが描いた話が混在する、というのは迷惑極まる。

 自分は奈須きのこや麻枝唯のシナリオを読みたいのであって、他のライターのシナリオを読みたいわけでは無い(『AIR』や『CLANNAD』の涼元悠一のように、上手いサブライターというのは例外的だと思う)
 サブのライターではあっても、中には良いシナリオを書けているのかもしれないけれども、良いシナリオはメインのライター、悪いシナリオはサブのライターだと、どうしても考えてしまう。

 そんな風にいちいち気になり、ノベルゲームを純粋に楽しめなくなるのは非常に残念だ。

 特にこの『Fate/follow ataraxia』の場合、ショートシナリオが集まっているような感じもあって。
 中には、下手な二次創作でも読まされている気分になることもあって、耐え難いことも何度かあった。


 大元のシナリオは楽しめたのだけれども、それを彩り、紡ぎ上げていくショートシナリオ群が酷くぼやけていて、なんだか曖昧な作品で終わってしまったような印象が残ってしまった。

 TYPE-MOONの作品は、一本の大きなシナリオを力強い吸引力でぐいぐい読ませてくれるのが楽しみだったのだけれど。
 ……このままシナリオ分業化が進んでいくのだろうなぁ、と思って、かなり寂しい気持ちを味わいました。



 2006.04/04……ネタが無し
 ……ここ最近、ずっと四日更新が続いてて、我ながら笑えるw
 1日前後、あるいは15日前後に最低でも日記?は更新するぞ!と書いたものの、なんだか最近はいつもギリギリだ。

 思えば……学生時代の夏休みの宿題もいつもギリギリだったなぁ……。
 いや、ギリギリというか……ピッタリというか。

 08月31日に頑張って終わらせる〜……んじゃなくて。
 09月01日提出の宿題はもちろん31日までに終わらせ、二学期の初授業の際に宿題を提出するようなタイプの場合、それこそ夏休みが終わってから、その特定の授業がある前日にやっていたような記憶があるwww

 要領が良いのか悪いのか、このやり方になれてしまい、しかしその一方で提出が間に合わなかったようなことはほとんど無かった記憶がある。


 一度だけ、夏休みの宿題を八月上旬に全て終わらせてしまったことがあるんだけれど。
 なんだかムズムズして、気持ち悪かったw

 それと、宿題を数多くこなしていくことで、夏休みが終わるんだという気持ちの切り替えが出来るのだけれど。
 その一度だけの夏は、なんだかいつまでもダラダラと二学期はじめを過ごしていたような記憶がある……。


 ……で、書くネタがいまいちないっす。
 というか、いきなりリアルの事柄などを話したり、WBC(ワールドベースボールクラシック)とか野球の話をされても、ここを見に来てくれる人は面食らうだけだろうしなぁw


 ちょっと面白い小ネタを少々。


 ほとんど例外は無いと思うのですが。
 皆さん、テレビやビデオ、あるいはオーディオ機器などで、リモコン……リモートコントローラーwはお使いになっていますよね?

 で、これまた例外なく、電池が消耗し、リモコンの効きが悪くなるのを経験しているはず。
 ボタンを押しても反応しなくなったり……かといって、替えの電池を要領よく用意している人も少ないでしょう。

 そんでもって、リモコンの効きが悪くなった時。
 一度電池を取り出した後、また付け直すと……また使えるようになった経験は無いでしょうか?

 中には、リモコンの効きが悪くなったらすぐに交換する人もいるかも知れませんが。
 かといって、いつも電池の替えがあったり、店が開いているor店に行ける状態ではないことも多いでしょう。

 なんにせよ、電池を取り出して付け直すと、またしばらくは使えることが可能なのですが……。

 じつはこれ、手に持って電池を温めることで電池のパウアァーが復活しているのです。
 んな莫迦なーって思う方も居るかもですが、実際自分で試していますし、ネットや本などで調べてもちょくちょく同内容の件を見掛けることが出来ました。

 かといって、温めるといっても熱を当てたりしたら電池が破裂してヤヴァいです。
 こう、人肌で温めるのが一番ですね。
 ポケットの中にいれたり手の平で包んであげたりとか。

 とはいえ完全に回復するわけではなく、低下している電圧がちょっと回復するだけなのであくまでも急場しのぎ。
 電池の替えがないとか、店が開いてないor行けない時なんかには、ちょっと試してみてください。

 数日分は問題なく使えることが多いです。


 ……とまあ、書くネタが無いので、それこそ急場しのぎで「生活の豆知識ぃ」を疲労して、本日はおしまい。
 こう、人が小説書く気がモリモリわいてるときに限って、面白そうなゲームとかが発売されるんだよなぁ……。



 2006.05/18……アニメ話いろいろ
 ちょっと前まで、テレビなんてニュースを見るときとゲームをする時以外つけることはなかったのに……。
 最近ちょくちょく、アニメなんかをまた見るようになってしまった。

 なってしまった……と書くのは、見続けることで結構な時間を消費してしまうから。
 時間を消費、とか思っちゃってると、なにやるにも楽しめなくなっちゃうけどもそう感じてしまうのは余裕が無い証拠だろうか。


 三月に、毎週録画して見ていたアニメ三本のうち二本が終わってしまった。
 一本は以前紹介した『蟲師』。
 もう一本は、いつ見るの止めるのかな〜と思いつつ見てしまった『IGPX』というロボットレース物。

 ……このどちらもが、テレビアニメ放送分では完結していなかったりする(笑)。


 『蟲師』はしょうがない。
 原作の漫画はいまだ人気連載中だし、アニメが完結するとは思ってなかった。
 それに一話ずつきちんと完結するアニメだったので、DVD販売分に追加のお話がある、と聞いても「見たいな〜」とは思っても「テレビ放送分で見せろよ!」とは思わなかった。
 ……まあ、テレビ放送分の最後のお話が節目と言ってもいいお話だったっつーのもある。


 もうひとつの『IGPX』。
 ロボット三体でチームを組み、F1のようにチームでの獲得ポイントで一年を通して首位を争うレース物。

 めちゃくちゃ面白いってわけではなかったけれど、ストーリーとキャラクターがシッカリと書き込まれていて、楽しませてくれる作品。
 いつか見るの止めちゃうかもな〜……と思いつつも、ずるずる最後まで見続けてしまった。

 F1……とかは詳しくないのであまり説明すると墓穴掘ることになりそうだがw
 F2からF1に昇格したばかりの若手の新興チームが、苦戦しつつもライバルチームとの死闘を潜り抜け。
 長年チャンピオンに君臨し続けた王者とでもいえるエリートチームに辛勝し、チャンピオンになる。

 ……その後、チャンピオンとなった新興チームは二年目のジンクスとでもいうべきものに苦しめられつつ、次のシーズンでのレースで苦闘を強いられ……。
 シーズン終盤、首位になれる可能性のある四チームで混戦の中、去年激闘を繰り広げたエリートチームとレースを繰り広げてる最中で……テレビ放送分は終了っっw

 ちょっっw、普通に次の週も録画していて、「あれ、なんで録れてないんだ? 特番でもはいって放送時間ずれたかな?」と首をひねりつつネットを調べ。
 Webで先週分がテレビ放送分最終だと知り、ぎゃふんw


 私がアニメから遠ざかってる間に、テレビアニメは放送分では完結せず。
 その後に発売されるビデオDVDでその続きが見れる……ていう手法が当たり前のようになってしまったんでしょうか!?w

 しかもあんた、テレビ放送分の続きが見れるのは時期的に半年後らしいし、なんじゃそりゃーって感じっっw


 ……やけにビデオDVDの発売が早い作品(テレビ放送中にがんがん発売)は、ここら辺を疑ったほうがよさそうだな(笑)。
 それとも自分が知らなかっただけで、放映開始当初から予定していたのだろうか? うーむ……。



 折角だし、このままアニメ続きで行ってみますか。



 今クールで、色々見て結局見続けることになった作品は、


 前回から続いている『BLOOD+』。

 第一話がすごい雰囲気良くて期待していたのだけれど……絵、音、シナリオのクオリティは高いんだけれど……フツー?
 なんとなく惰性で見続けている。


 『桜蘭高校ホスト部』。
 高校でホストかよっ!とかツッコミいれつつも、絵のクオリティが良かったので録画して見てみたらハマってしまった作品。
 これについては色々語りたいことがあるのだけれど、長くなるのでまたの機会に。

 『おとボク』とは逆で男装少女が主人公であるのだけれど、なんか妙に心惹かれる。
 ポジション的に主人公の立場とか雰囲気が、宮小路(鏑木)瑞穂と似ているからだろうか。
 周りから好意を寄せられても、そういった恋愛感情とは無縁でサラリと受け流しちゃうような。
 かといってスカしたキャラクターではなく、泣いたり笑ったりするのだけども、あくまでも自然体で居続ける主人公が可愛い(笑)。


 『NANA』。
 実写映画化にもなった、話題の原作付きアニメ。
 第一話のふたりのNANAの出会いが面白かったし、なにより絵のクオリティが高いので見続けていた作品。

 ……なんだけど。
 なんかこれ、アニメにする必要あったのかーって印象が強くなってきた。
 確かにデフォルメ化したシーンが似合うようなところもあったけれど、普通のドラマとかでもよかったんじゃないかなって印象が……。

 さらに、第一話の現在?の出会いを描いた今、そこに至るまでのふたりのNANAの過去話が描かれていて。
 第六話でようやく時間が現在に追いつき、第一話のシーンにつながるわけだけれど……ほっとんどが第一話放送分を垂れ流すだけの手抜きっぷりに萎えたw

 隙あらば切る候補ナンバー1の作品に。


 『涼宮ハルヒの憂鬱』。

 第一話が劇中劇で、演技を演技してる感じが面白かったのだけれど、原作を知らない私のような視聴者を置いてけぼりにしてくれるような展開にちょっと萎え萎え。
 劇中劇っちゅうか、こういった特殊な状況が15分ぐらいで終わるかな〜って思ったのに、全然終わらずに一話まるまるそのまま放送っっw

 ついていけまへんは〜、と切るつもりだったのに、どういうわけかネットで評判が良いので第二話も見てみる。
 第二話にしてようやく、物語とキャラクターが最初から語られて、これが面白い。

 展開や絵などのクオリティの高さに惹かれて、そのまま見続けることに。


 『ひぐらしのなく頃に』。
 以前、この日記でも紹介しましたが、原作は同人ゲーム。
 選択肢の無い、怪奇?+推理小説を読む感じ。
 登場人物たちの行動や、その先。
 とられなかった未来などを予想、推理して謎解きを自分なりに楽しめる作品。

 原作はイベントグラフィック皆無の、立ち絵と背景だけで語られるゲームだった。
 かなりショッボイ見た目だったのに、中身の良さで人気が出て、ついにはTVアニメ化ときたもんだ。

 ちょっと微妙な感じもあるものの、見続けけている作品。


 『Fate』。
 以前日記で紹介したことのあるエロゲwノベルゲームのアニメ化作品。

 東京の田舎である私の家でも見れることが判明し、途中から見始めた所。

 ていうか、私の大好きな登場人物(アーチャー)が見始めた途端、退場しちゃうしっっw
 その割に、なんかアニメ版独自ストーリーぽくなってきたんですが……衛宮士郎とアーチャーの話が一番見たいんですが……もう消滅しちゃってるし無理ですか?w;
 消滅した後、ペンダントが残る演出とか、すごくよかったのに……残念っす。


 色々見て、録画止めても、それでも6本。
 週三時間ってところかー。

 他にも色々語りたいことがあったのですが、ちょっと長すぎたので今回はここら辺で。



 2006.06/17……TVアニメ版『乙女はお姉さまに恋してる』
 小説、漫画、ゲームなどがアニメ化されることは数あれど。
 元の生み出し手……原作者が、アニメ版の放送前からこれほど嘆く姿を見るのは初めてかもしれない。


 私に文章を書く力を与えてくれた『処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる』(PS2版、アニメ版では処女→乙女に変更)。
 このPCゲームが、昨年の九月にアニメ化発表がされて、結構喜んだのだったけど。

 ……まさか、ここまで最悪な状況になるとは思いもしなかったw


 そもそも、小説、漫画、ゲームなどがアニメ化された場合、ほんとに面白いと言えるものは数少ないのではないだろうか。
 原作を頑張って再現しようとしている『Fate/stay nigher』や『ひぐらしのなく頃に』でさえ、微妙な感じが拭えないのに。

 アニメ版『おとボク』の監督やシリーズ構成を担当している人間が、「原作クラッシャー」やら「今クール文句無しの最悪なアニメ作品」を何度もやってのけた連中だそうで。
 実際にその最悪とやらのアニメは見たことは無いけれども、某巨大掲示板の作品別スレッドを見る限り、それはもうもの凄い嘆き様で……。

 声優に関しても知識は乏しく、唯一、主人公の宮小路瑞穂役の堀江由衣って人がわかる程度。
 嫌いな声優ではないけれど、瑞穂というキャラクターにはまったく似合わないんじゃないかという違和感(厳島貴子役なら合いそうなのになぁ)。

 ……どうやら、一目でわかるくらいのアイドル声優売り出し路線らっすぃ。


 だそうだ、とか、らしい、とか。
 今ひとつ曖昧な言葉ばかりだけれども、実際に自分が見た得た体験ではないので、なんともはやw

 見ることが出来る環境なら、見るつもりではいる。
 そして見てからやはり嘆くことになっても、見ないで貶しまくることだけは避けたいのだけれども……。


 『おとボク』の原作者であるシナリオライター嵩夜あや氏が、ご自分のHPで嘆きまくってる姿を見ると「ああこりゃもう、だめなんだろうなw」としか考えられねーw

 シナリオライターの意見などまったく反映されず、どころか無視され。
 アニメの核となる声優の選定に対して、オーディションをしたらしいが全ては出来レースだったとか。

 嵩夜あや氏がいくら意見しても、上司(キャラメルBOX)やアニメ制作へ影響を及ぼすことは出来ず。
 自分の手から無理矢理引き離された愛娘が好きなように弄られ、ご本人曰く「レイプだ」と表記する有様。


 自分の参加するメーカーへの不信感をHPで書いたりなどして、大人げない、プロじゃない、といった意見はあるけれども。

 分別が付き、大人で、アクの少ないシナリオライターなんて……そんな書き手じゃあつまらないんじゃないかなーって、私は思います。

 我が儘で幼稚でアクが強くて。
 自分の好きな様に物語を生み出せるシナリオライターのほうが、面白い作品を書けるんじゃないかなって思うし。
 なにより、そういった人物のほうが好感が持てる。


 この先、所属するキャラメルBOXというゲームメーカーから追放、あるいは自ら去るようなことになるのかもしれないけど。
 面白い……というか、独自の世界観を描き出せる「嵩夜あや」氏の動向に、しばらく注目していきたいと思いまっする。