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■2024/07/09(火)07:30

我ら「世界樹」は、総合戦闘力17位~32位で構成される「エキスパートクラス」に振り分けられた。
選ばれるのは48ギルドのため、中位のクラス分類となる。

エキスパートも4つのグループ分けがあり、我々に割り当てられたブロックはA。

ワールド92、総合戦闘力17位の「リブラン」
ワールド84、23位の「ハルカゼ♪」 (※以下、「ハルカゼ」)
ワールド84、25位の「猫鍋」
ワールド96、32位の「メメモ立世界樹女学園」 (※我々のギルド。以下「世界樹」)

総合戦闘力順に、に色分けした。


前回、我々は総合戦闘力40位だったが、今回は32位。

人員に少しの変化があったものの、順位がジャンプアップするほどの増強は無かった。
上位ギルドメンバーの移籍や引退、戦力調整があったのかもしれない。

16位ならば、さらに上位のグランドマスター級。
33位ならば、下位のエリート級。

両方の意味でぎりぎりエキスパートの2ギルドが戦場にぶち込まれるという、情け容赦のないグループ分けであった。



朝07:30という時間ながらも、我ら世界樹のチャット会議には7名が参加し、名乗りをあげていた。

「れざちゃ」 (世界樹リーダー)
「百花」
「ぺちゃ」
「まいにち」
「オムニア」
「しえり」 (リーダー代行あり)
「まさちゃも」

(※ランク順)

他にも参加していたかもしれないが、挨拶等でアピールしたのは以上の7名。


初期配置にも恵まれ、赤城三カ所への布告が可能だったが。
布告を確実なものとするため、二カ所の布告に専念。

見事、北西テファレト城と北東イエソド城の布告に成功した。


この開幕直後の布告の後は、どの勢力も布告せず。

布告受付直前に、立て続けに宣戦布告が列をなす。
どのギルドも場慣れしている様子であり、これからの戦いの困難さを物語っていた。


リブランの宣戦布告。
→南西ケテル城。(07:45)
→ハルカゼの西教会ジルコン。(20:20)
→ハルカゼの南西教会ラベン。(20:20)

ハルカゼの宣戦布告。
→南東マルクト城。(07:45)
→リブランの南教会マリン。(07:45)
→リブランの南教会アメト。(07:45)

猫鍋の宣戦布告。
世界樹の北教会クシェル。(20:26)
世界樹の北東教会ファリア。(20:26)
→ハルカゼの東教会メラル。(20:26)

世界樹の宣戦布告。
→北西テファレト城。(07:45)
→北東イエソド城。(07:45)
→リブランの北西教会ガネット。(20:28)


戦力的に劣る我々(世界樹)のみ、教会3つが隣接。
他の3ギルドは北と南とに分かれており、数少ない優位であった。



全体マップ

24.07/09(火)
01.アイン
02.テファレト (NPC)
x世界樹
03.イエソド (NPC)
x世界樹
04.マルクト (NPC)
xハルカゼ
05.ケテル (NPC)
xリブラン
06.ガネット リブラン
x世界樹
07.ルラ 世界樹
08.クシェル 世界樹
x猫鍋
09.ファリア 世界樹
x猫鍋
10.シトリ 猫鍋
11.トパズ 猫鍋
12.メラル ハルカゼ
x猫鍋
13.ペリド ハルカゼ
14.ラピス 世界樹
15.ラリマル 猫鍋
16.マリン リブラン
xハルカゼ
17.アメト リブラン
xハルカゼ
18.ラベン ハルカゼ
xリブラン
19.ジルコン ハルカゼ
xリブラン
20.オニキス リブラン
21.フロライト 猫鍋



■20:45

リブランとハルカゼが相互に宣戦布告。

両者の隙を狙いつつ、猫鍋がハルカゼから、世界樹がリブランから教会奪取を狙う。
一方で猫鍋が世界樹の2領土に布告し、両者の激突が予想される状況であった。


開幕時の事前防衛。

リブランの南教会マリンに「211」(vsハルカゼ)
ハルカゼの南西教会ラベンに「92」。(vsリブラン)

世界樹の北教会クシェルに「53」。(vs猫鍋)


どのギルドも、そこを要所として守る構えを見せ。
結果から先に書くなら、防衛に成功する。

どの勢力も領土を奪い奪われ、大きな変化こそないものの、領土を固めつつ今後の戦いに控える。
そしてこの夜の戦いは力比べであり、今後の戦略の指標となるものであった。


大きな動きがあったのは、20:55。

激突を予想させていたリブランvsハルカゼ。
リブランの南教会マリンへと、ハルカゼが侵攻を開始。

様子を見るように1部隊ずつの侵攻。
「211」あった事前防衛を削りつつ攻めていく。

様子見のような戦闘は終わることなく、次第に本格的なものとなった。

21:01頃より、ハルカゼの南西教会ラベンにリブランが攻めより。
リブランとハルカゼとは、互いの教会に対して、攻めて守っての同時戦闘を繰り広げていく。


激化していく両者の争いを見て。
猫鍋もまた、宣戦布告した世界樹の領土への侵攻を開始する。

21:03、世界樹の北教会クシェルに対して、猫鍋が押し寄せる。
ほぼ同時期に、同じく世界樹の北東教会ファリアに対しても攻撃開始。

世界樹は猫鍋に対して二カ所の防衛を試みる。


……もしも世界樹が、猫鍋よりも戦力が勝っていたら。
二カ所同時防衛もこなすことが出来ただろう。

しかし戦闘が続く中、二カ所防衛は無理と判断。
北東教会ファリアを切り捨て(21:13陥落)
北教会クシェルを、単騎防衛を主体にしつつの時間切れを狙う。

若干の余裕があったものの、結果としては二カ所防衛は無理であり。
クシェルの専守防衛は正解だった。


世界樹と猫鍋は争いつつも。
南で激戦を繰り広げるリブランとハルカゼの隙をつき。

猫鍋が、ハルカゼから東教会メラルを。
世界樹がリブランから、北西教会ガネットを奪い取る。


21時前後から始まったリブランvsハルカゼの戦い。
どちらも要所として防衛する、南教会マリンと南西教会ラベンの決着は付かなかった。

教会1の防衛は、戦力的に劣る勢力の救いではあるものの。
単騎防衛による時間切れが容易であり、決着の先延ばしを助長してしまうのだろう。


南教会マリンと南西教会ラベンの戦いは終わらなかったものの。

リブランが、ハルカゼの西教会ジルコンを3分ほどで攻略成功(21:19)
ハルカゼは事前防衛を置いていたものの、マリンとラベンの戦いに戦力を割かれ、増援を送れなかった様子。


一方で、ハルカゼはリブランより南教会アメトを奪い取る。

早落としで奪取に成功していたものの、21:26より反撃が開始。
ハルカゼはこの防衛に失敗、リブランにアメトを奪い返されてしまう。


南教会マリンと南西教会ラベンは痛み分けで終わったが。

リブランがハルカゼから西教会ジルコンを奪い取り。
さらに南教会アメトの奪還に成功。

リブランの実質勝利であり、両者の戦力差を物語る結果となった。


リブラン(戦力1位) > ハルカゼ(戦力2位)
猫鍋(戦力3位) > 世界樹(世界樹4位)

おそらくは表示そのままの戦力差、
リブラン(戦力1位) > ハルカゼ(戦力2位) > 猫鍋(戦力3位) > 世界樹(世界樹4位)

……になると思われる。
リブランと世界樹の戦いなら、1:1では自ずと結果は予想される。



結果としては、

リブランが南西ケテル城と、西教会ジルコン(ハルカゼ)を占領。
南西教会ラベン(ハルカゼ)を攻撃するが、落とせず。

ハルカゼは、南東マルクト城を占領。
南教会マリン(リブラン)を攻めるが落とせず。
南教会アメト(リブラン)を一時占領するものの、時間内に奪い返されてしまった。

猫鍋は、北東教会ファリア(世界樹)と、東教会メラル(ハルカゼ)を占領。
北教会クシェル(世界樹)を攻めるが、落とせず。

世界樹は、北西テファレト城と北東イエソド城を占領。
北西教会ガネット(リブラン)を占領した。


戦力的には最下位であるものの、支配領地が固まっていたことと布告勝利もあって、我々世界樹が8点。

戦力的に優位であるリブランが、攻めて守って奪い返して、6点。

猫鍋は領地を奪われないまま、教会二カ所を支配下に加え、6点。

領地二カ所を失ったものの、南東マルクト城を手に入れたハルカゼが、4点。


こうして初日の戦闘は終わった。

世界樹にとって、初日の戦闘で戦力差を実感させるものであり。
今後の闘いの困難さを予感させるものとなった。



24.07/09(火) 結果とMVP
01.アイン
02.テファレト (NPC)
x世界樹
世界樹
03.イエソド (NPC)
x世界樹
世界樹
04.マルクト (NPC)
xハルカゼ
ハルカゼ
05.ケテル (NPC)
xリブラン
リブラン
06.ガネット リブラン
x世界樹
世界樹
07.ルラ 世界樹 世界樹
08.クシェル 世界樹
x猫鍋
世界樹
生徒会長*ぺちゃにゃ 88 KOs
09.ファリア 世界樹
x猫鍋
猫鍋
マッシュ 101 KOs
10.シトリ 猫鍋 猫鍋
11.トパズ 猫鍋 猫鍋
12.メラル ハルカゼ
x猫鍋
猫鍋
haru 10 KOs
13.ペリド ハルカゼ ハルカゼ
14.ラピス 世界樹 世界樹
15.ラリマル 猫鍋 猫鍋
16.マリン リブラン
xハルカゼ
リブラン
あまつゆ 66 KOs
17.アメト リブラン
xハルカゼ
リブラン
ジャッカル 45 KOs
18.ラベン ハルカゼ
xリブラン
ハルカゼ
雪見だいふく 74 KOs
19.ジルコン ハルカゼ
xリブラン
リブラン
ディースケ 139 KOs
20.オニキス リブラン リブラン
21.フロライト 猫鍋 猫鍋


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