4つのギルドだけで6日間も戦い続ければ、戦力差、リアルタイム参加率、攻めてくるタイミングや守るタイミング等の癖がわかってくる。
4ギルドの戦力が、山のように、あるいは押しては返す波のように、感覚的にとらえることが出来る。
データを読み取れば出来ることを、息を吸う、息を吐くように、攻めて良いか否か、守って良いか否かがわかる。
……そんな瞬間が、確かにある。
かつてひま星には、「軍師」と呼ばれるプレイヤーがいた。
そのプレイヤーの分析力は素晴らしく、味方や敵対勢力の戦力を把握し、適材適所に割り当て、引くときに引き、攻めるべき時に攻めた。
ギルドバトルを始めた頃の私は、慣れないシステムや馴染みの無い仲間達とのやりとりに必死で、その「軍師」の指揮が並外れていることに気づくこと無く、それが普通であると思っていた。
その「軍師」がいなくなったことで。
そして何より、私自身がギルドバトルの経験をしていくにつれ、かのプレイヤーの分析力が普通ではないとわかった。
通常のギルドバトルに比べれば、グランドバトルはたった4勢力との6日間であり、対応すべきことも少ない。
ギルドバトルに比べれば限定された世界ではあるものの。
空気の流れを読むように、戦力差を感じ、是か非かがわかる瞬間。
かのプレイヤーが見ていたであろう世界を、垣間見ることが出来る気がした。
……ひま星は、常にメンバー枠(最大50名)をひとつ開けている。
それは、かのプレイヤーがいつか快復し、戻ってくることを信じて待っているからだ。
※たまに旅行者が来て埋まってしまうこともあるが、それは見なかったことにして!
全体マップ
2024年05月07日のグランドバトルへの参加ギルド(W94、W95、W96、W97)
グランドバトルは、普段交流することが難しい、他ワールドとのギルド戦を行うことが出来る。
そしてまた、普段のワールドでは行えないような、大規模な領地の奪い合い。
一ヶ月のうちの一週間だけ、ギルド戦争に参加したり、ギルド間移動をするプレイヤーもいるほどに楽しまれている。
「さあ、始めようか。」
「開☆幕」
「皆さん、こんばんわあ」
「ちょっと入れたけど、防衛どこに置けばいいかな?」
「……さん所、また早落とししてるよー」
「あそこの防衛数なんだよ、タワーかよ」
「……さん、やっぱこっち来た。向こう行ってw」
「60防衛でよろしく! 状況しだいではカウンターを」
「アッチでもバチバチやりあってんねえ。ウチには来ないかも」
「……さんがソッチで防衛にいるんだけどw 旅人かね?」
「21:13に早落とししてください。30積みよろしく」
今宵もメメントモリでは、数多のプレイヤーたちによるギルド間戦争が繰り広げられるのであった。
2024年05月07日からのグランドバトルに参加した、「ひま星(転生したらひま星の件)メンバー」
※灰色の()表記内が、当時のプレイヤーネーム。左が真名w
ひまお (氷の女帝ヴェルザード)
ノーフェイス (涙目の道化フェティア)
rin
れざちゃ (れざちゃ=テンペスト)
れーるがん (井沢静江)
リ・リェンチェ
ぺちゃ (風のペチャリッツ)
百花 (モモ・ヴァレンタイン)
まいにち
天谷
虎杖
ジャクリ
昼寝王
ネフライト
いとみん
テーデ
糖質中毒
サハラヨーク
ひなっち (転生したらひなっち㌨)
秋
ドレイク (紅のドレイク)
ポポ
LiSA
[てい]
ふぐしゃん
ちょんぶり
Unknown
トリマル
しえり
るな
AO
葵鳥
じゃが (転生してもじゃが!?)
まさちゃも (まさちゃバレンタイン)
shinzo
金木犀
椛乃
ちぃ猫
あんこ
秋霖
surf
クレーン
サンラク (サンラク・サカグチ)
咲良
……来月もまた、同じ面子かそれ以上で戦えることを願っております。