2002.03/04……一年で一番嫌いな時期

2002.04/08……ハマり込んでしまいそうな予感 (『FF11』)

2002.12/18……結局ハマりきっているわけであり
 2002.03/04……一年で一番嫌いな時期
 みなさん、あけましておめでとうございます


 ……っていうか遅っ!
 なにはともあれ、2002年最初の(不定期)日記でございますよ?

 なんでいままで書かなかったかというと、いやまあ、特にこれといった理由はないんですが。
 敢えて書くなら、ネタがないとか、某ネットゲのβにハマってたとか、文章を書くような気力があったら『ゆめのおわり』のほうを手がけたいとか、まあ、その程度。


 で、ええとなんでしたっけ。
 そうそう、まずはタイトル。

 一年で一番嫌いな時期……。
 わかるひとにはピンってわかるんでしょうが。

 ええまあ、杉花粉ですよ杉花粉。

 もうね、眼が痒いわ、鼻水が出るわ、くしゃみは連発、それらのせいで思考能力鈍るわ。
 ……ほんとに、この季節だけは大っ嫌いですワ。


 いきなりですが、私の夢を書いてしまうとですね。

 “この季節だけ、杉花粉があまり飛んでこないといわれる北国に転居しても差し支えないような仕事を手に入れること”です。

 ……ええっと、ここ笑うところじゃありません、大マジです。


 この季節の私は、不機嫌のかたまり+ただでさえ頭が悪いっていうのにさらに思考能力低下+おそろしいほどの怠惰……という三コンボ。
 今年は02月22日から始まったこの地獄が、いったいいつまで続くか……。

 お願いですから、早く花粉症の特効薬とか作り出してくださいw;
 もうね、手術してこの苦しみから逃れられるっていうなら、百万ぐらいポンって……いや、百万はもったいないな、せいぜい五十万?w
 ……なんとかしたいものですよ、ハイ。



 それでと、『ファイナルファンタジーXI』(以下『FF11』)の話をしましょうか。

 守秘義務というものがあって詳しいことは書けないのですが、この『FF11』の一般βテストに初日から参加しています。
 ええと、いままで「スクウェア」(以下■)のホームページや、ゲーム情報誌に発表されてきた情報を頼りに、守秘義務に反さない程度に書いていくとします。

 02月28日に、『FF11』の発売日などが発表されました。
 発売日は、05月16日の木曜、価格は7800円、月々の課金が1280円。

 まあこのHPを見ているようなかたはだいたいわかると思いますが、ネットを使ったゲームですから、いろいろな設備の維持費とかが必要で、それゆえに月々の課金が求められるわけです。
 1280円というのは、ネットゲームを経験してきた者から見れば、まあまあ妥当だと思われます。

 ……んでも、ネットゲームの経験がないひとには、月々1280円と聞いて躊躇しちゃう人も多いんじゃないかなぁ、と思います。
 とはいっても、一日40円ちょっとの値段で、楽しいゲームを一年以上遊べるってんですから、安いもんですわ。

 私みたいにフラリとゲーセン寄っては五百円ぐらいサクっと使っちゃうような人たちには安いですなw


 βテストに参加して色々考えることがあって、つい最近まで迷っていたんですが……。

 結局、買おうかと思います。

 あまり長く遊ぶつもりはなくて、太く短く、一気に燃え尽きてしまおうかとw
 発売日から一週間ぐらいは、もう、寝る時間以外は『FF11』一色……って感じの環境を整えるつもりですw
 同僚には悪いですが、仕事を一週間ぐらい休ませてもらおうかと思ってますwww


 ええと、ちょっとゲームの内容に触れると。

 最近は、βにおける難所である「ソロムグ原野」(■のHPで地名や位置など確認できるはず)で、
 白魔導士(これは雑誌でも発表済み)をメインにしてレベルをあげつつ、
 人に頼まれた時などに蘇生魔法レイズ(■HPに記載)をかけるために出張するというプレイを楽しんでいます。

 プレイヤーキャラクターは、死んでしまうと、あらかじめ設定しておいた「ホームポイント」(発表済み)に戻されてしまいます。
 ソロムグ原野とその周辺には、このホームポイントが……ええと、これは……確か、書いてなかったかw
 ……その……まあ、死んでホームポイントに送還されてしまうと、ソロムグ原野まで戻ってくるのにえらい時間がかかるんですわ。

 そこで、FFお馴染みの蘇生魔法レイズの登場です。
 この白魔法レイズで生き返らせてもらえば、ホームポイントに送られることなく、その場で戦線復帰できるわけです。
 さらに、レイズにはホームポイントに戻るよりも良いことがあって……んでも、これはまだ明記されてなかったような……なんで、ええっと。

 ……コホン、とりあえずまあ、レイズの魔法を使える、レベル25以上(■HPに明記)の白魔導士はモッテモテです。
 大声で叫んで声が遠くまで届く「shout」(雑誌で発表済み)や、個人宛てにメッセージを送れる「tell」(同じく発表済み)で、「レイズ出来る方いませんか?」「レイズお願いできませんか?」などと、レベル25以上の白は、レイズのおかげで引っ張りだこ。

 レイズで生き返ると経験値が……ごほん、ええと、なにはともあれ、ありがたい魔法なのレす。
 なので、レイズをかけてあげれば感謝感激雨霰にさらされ、偽善者である私はそりゃもうエエ気持ちになれるんですわw
 「御礼はいりませんから」と、レイズ料金を払おうとする人に対してやんわりと拒否。
 レイズをかけ終えた後、颯爽と駆け去るのは、もう、清々しいですよ、ハイ(笑)。

 それになにより、レイズをかけにアチコチを行き来するのは楽しいです。

「待ってて、あと五分ぐらいでソッチに行ける」
「うわあ、“ゴブ”(ゴブリン、雑誌で発表済み)にからまれた」
「道の途中で遺体発見、見捨てられない、ちょっと待ってて」
「これからレイズを掛けます。敵の注意が蘇生したばかりの人に向けられる可能性があるので注意してください」

 ……などなど、こりゃもう、一種のイベントです。


 中でも最高に面白かったのが……いや、面白いといっちゃ失礼ですが。

 ソロムグには、そりゃもうベラボウに強い「Skawer Sam」(雑誌で発表済み、スペル自信なし)がウロウロしてるんです。
 どれぐらい強いかっていうと……ううん、βにおける最大レベルである35(雑誌で〜)でも瞬く間に殺されちゃうぐらいです。
 『FF11』における最大人数のパーティーである18人でも到底かなわず、外野からの回復魔法がなければ勝てないような超ド級のモンスターです。
 ……いや、「です」、じゃなくて、「だそうです」です(笑)。
 『ファミ通』なんかに書いてありましたからね!w

 そのまあ、「Sam」さんが大暴れしたらしく、ソロムグの地に遺体が幾重にも折り重なっているのを見たときには、
「ああ、これ全部生き返らせるのに何分かかるんだろ……」
 ……とか、不謹慎ながらも、このトンデモナイ状況に笑ってしまったりしました。

 実際は、私ひとりの蘇生作業ではなく、ソロムグ各所に居た白魔導士たちが集まって、各自で分担して行ったのでそれほどでもなかったんですが。
 大惨事を前にして、ちょっとワクワクしてしまったりしてましたw


 「レイザー or レイズナー(レイズを使える人の通称)日記」とか書けたら面白かったのになあ、と思いつつも。
 余裕を見つけては、ヴァナ・ディールに乗り込む毎日です。


 そうそう、それと。

 『FF11』のβテストに参加していて思ったのですが、『FF11』では、日本人名をつけるのはやめたほうが良さそうです。
 昔は逆だったんですよね、下手に外国人の名前を使うほうが痛かった

 ……でも、いまは逆なようです。

 私は「Kaoru」って名前を長らく愛用していたんですが……(守秘義務は?w)
 製品版では、仕方なく変えようかと思います。

 で、製品版での名前は、「Kaol」
 ……つか、あんま変わってねえし!w

 発音が違くて、「カォル」(カゥル?)で、ヒトツ。
 でまあ、パーティ組んだ人には「めんどくさいでしょうからカオルで結構ですよ」とか言うの(笑)。

 よしゃ、これでケテーイ。



 『ゆめのおわり』も、時間を見つけてはボチボチ書いてます。
 なんとか、『FF11』が出るまでには……第二部まで全部完成……はちょっと無理かw;



 2002.04/08……ハマり込んでしまいそうな予感 (『FF11』)
 どこまで書き込んでいいのか迷う所だけれど……。

 『ファイナルファンタジーXI』(以下『FF11』)のβテストも、間もなく終了してしまいます。

 残すところ、あと三週間といった所。
 ……結局、βテストにおける最強モンスターであるNamedとは、戦わずして終わりそう。
 機会は何回かあったのだけれど、結局、リアルの都合やなんかで参加できず。

 そんな感じでNamed戦は出来なかったものの、それ以外では、やりたいことは一通りやった。

 Namedが落とすレアアイテムもGet出来なかったものの、知り合った人と仲良くなって一時的に借りて装備させてもらったりしたしw
 また、Namedのアイテムの次に価値がある高レベルの戦士用防具も入手を諦めていたけれど、トレードをうまく使って一式揃えた。

 レベルはβにおける最大には届いていない。
 なぜなら、パーティープレイを楽しむために、βにおける最大の難所ラングモント峠でよく遊んでいるからだ。
 そこで貴重なレアアイテムを得る代わりに多額の経験値を失い、しかしそれ以上に知り合いが……そして仲間が出来た。

 行っていない土地はないし、名所と呼ばれる所も自力で見つけだした。
 Named以外のモンスターとは一通り戦ったし、彼らが落とすアイテムのほとんどを手に入れたり見たりもした。
 このレベルではどこどこのモンスターを倒して経験値を稼げばいいか、あるいはこのポイントは敵が出現しないので休むのに最適だ、などの知識。
 ギルドに加入し、知り合いを増やし、製品版で落ち合うことを約束する。


 やることを失い、あるいは事の不毛さを嘆いて、何度と無く止めようと思った。

 それでも続けるのは、なぜだろう。
 それでも続けられるのは、なぜなのか。


 ……正直、こんな風にネットゲームにハマり込んでいる自分を省みて、あまり良い心地はしない。
 『FF11』のβテスターになんて参加していなければ、『ゆめのおわり』はとっくに完成していたことだろう。

 そしてさらに、来月……05月16日に、いよいよ『FF11』の製品版が発売される。
 βテストの数倍もやることが増え、数十倍は面白いであろうネットゲームが出るのだ。
 やらずにはいられない、そしてやれば必ずハマってしまうだろう。

 ……その結果が、以前『Ultima Online』にハマった時のように、物語を書くことを一時止めてしまうかもしれない。
 それがわかっていながらネットゲームから離れられないというのも、莫迦げた話だ。

 まだひとつ救いがあるのは、『UO』時代よりも自制が利きそうだということだろうか。


 ネットゲームというものは、どこか自慰行為に似ている。
 消極的・受け身的でいながら、さほど疲労せずに大きな快楽を得ることが出来る。
 この甘美な中に毎日浸りきってしまえば、ずいぶんと楽なのだろう。
 『FF11』が多大な影響を受けている米国の『Ever Quest』がそうであったように、『FF11』は日本に大量の中毒者を生み出してしまうだろう。

 こんなことを書くのは、少し先の自分を自戒させるためであり。
 これからネットゲームをやるであろう人たちへの警告である。


 ……なんてな (長介風)



 2002.12/18……結局ハマりきっているわけであり
 ……不定期日記最後の日付から、もう八ヶ月も経ってしまっているわけだが。
 まあ、その間にも、『FF11』の日記もちょくちょく書いていました。

 そのFF日記も一応の完結を迎えて。
 その中で、そう遠くないうちにFFを辞めるだろう、と書いていながら、いまも連日ログインするわけであり……w


 私のFFのプレイ近況を語ると……。
 14番鯖「Caitsith(ケット・シー)」にて、ガルカ戦士を続けております。

 メインジョブは戦士のLv60(現在のFFの最大レベル)。
 他に、サポジョブ用にモンク、ナイト、シーフが30レベルにしてあります。
 闇の王討伐のために獣使いをLv20にしたこともあり(10月末に闇の王討伐に成功)。
 また、ジュノを拠点とした移動を速やかにするために、移動魔法デジョンの使える黒魔道士をLv17に(移動魔法取得Lv)。

 最近では、戦士のジョブ装備を取るために、金を掛けず、かつ人に頼らず取れるよう、白魔道士のレベルあげ最中。
 この白魔道士がLv25になったら、まだ未取得の戦士用ジョブ装備をソロで取得する予定。
 リンクシェルのメンバーはキャップに達している人はまだまだ少ないので、ジョブ装備最難関のクエストは当分お預け(18人アラ必須)。

 欲しいこと、やりたいことは数多あれども、白魔を25にして、比較的容易に取ることの出来るジョブ装備をゲットできたら、一段落するかな。
 その後は……当面の目標を失い、てきと〜に吟遊詩人でも上げるつもり。


 ……そろそろ、余暇の時間をFFのみに割くのは止めようと思う。
 パッチが当たった直後は、そりゃもうFFにつきっきりになることはあるだろうけど。
 それでも、前ほどはプレイしなくなると思う。

 かといって、きっぱりと辞めることも出来なさそうだ。

 FF11で、まだまだやりたいことがある。
 だけれども、それを全てやりきってしまおうと多大な時間を割くつもりもない。
 戦士以外のジョブもやり込んでみたいとは思うものに、やり始めればきっとそのジョブにハマってしまうだろうからね。


 いままで、余暇をFF一本で過ごしてきたけれど、ぼちぼち、物語を書くことにも割いていきたいと思う。
 自分はホントに不器用で、ふたつのことを同時に進めることが苦手だ。
 でも、このことをなんとか両立させていかないと、いつまでもFFにつきっきりになってしまいそうで、恐い。

 FF11のβテストが始まったのは、2001年12月17日。
 もうすぐ一年経ったわけで、いい頃合いじゃないかな、と思うわけです。



 話は変わって、URL変更の件。
 まあ、URL変更というか、お引っ越しなわけですが。

 いままで愛用してきた、http://www01.u-page.so-net.ne.jp/xa2/kazu/というURLは2002年12月末で完全消滅するらしいです。
 そのおしらせは、11月末頃に届いていたようですが……メールチェックしてなかったので、気付くのが遅れました(汗)。

 So-netのプロバイダ使用者に対する、HPサービスは、結構前に変更があって。
 サーバー容量とかが増えていたのですが、その半面、URLの変更が必要だったので、私は利用せずにいたんですよね。

 ……けどまあ、とうとうSo-netのほうから、この旧ホームページサービスを停止するとの連絡があったわけです。
 どえりゃあ、迷惑ですわなw
 ええと、このURLは……かれこれ五年以上つかっているわけです。
 このURLに対して、いろいろな場所からリンクしてもらっております。

 それはもう、別HPのリンク集からのみならず、日記の気軽なHP紹介だったり、作品から作品へのリンクだったり、またはBBSでの紹介だったり……。
 HPのリンク集からリンクしてもらえている場合はURL変更を申し出ることは出来ますけれど、その他は無理ですよね。

 リンク集以外からのこのページへのリンクは、そりゃ結構な量であり……自分としては、自分がやってきた五年間を証明するものとして大切なものです。
 それを失ってしまうのはかなり惜しいですし、それにともする諸々の手配が、そりゃもう、オニのようにめんどくさいわけでありw

 So-netの新しいホームページ使用サービスは受けるつもりですが。
 またURL変更されてしまう可能性も捨てきれず、結局、一時は過去ログ置き場として使っていたIIJ4UのユーザーホームページのURLを使用することに決めました。
 IIJ4UのURLにIndexを置いて、新しいSo-netのHPスペースを倉庫として使ったりする予定です。


 URLも変更して、心機一転がんばろう!……というのは、まだ少々無理そうですが。
 ぼちぼち、自分の余暇を割く方法を考える時間が来た、ということなのは確かですね。


 物語を紡ぐことを再開したとして、まずやることは『ゆめのおわり』の続きを書くことか。
 あるいは、ネットゲームを題材にしたオリジナル小説を書く(書き直すこと)かな。

 私がFF11にかまけている一年の間、『月姫』のTYPE-MOONには大した変革は訪れていなかったようですね……。
 いろいろなメディアに進出したりしたり、『月姫』を題材にしたコミックなどが一般書籍として販売されたりもしているようですが。
 肝心の、『月姫』自体の時間は、『歌月十夜』以降止まっているように見えました。

 この現状を考えれば、まだ『ゆめのおわり』に時間を費やしても、多くの人に読んでもらえるかな。
 ……ただ、『ゆめのおわり』を再開するには、多大な労力がいりそうで、少々億劫だったりw;
 生半可な気持ちで書ける物語ではないですからね……人の気持ちを描くのは、大変なことです。

 あと、Keyのほうも全く進展なし……『CLANAD』だっけ?
 あれはどうなったのよ麻枝さんや……。

 そして久弥直樹は今何処。



 ……とりあえずまあ、近い内になにかノベルゲームでもやろうかな、と思っております。

 趣味の時間を『FF11』一本に集中してきた気持ちを、少しずつ変えていきたい。
 昔のようにノベルゲームで感動を得ることが出来れば、自分もまた、物語を書いて自分と、人の気持ちを揺り動かしたいという衝動も蘇るはず。

 今年一年、一本も物語を書き上げることは出来なかったけれど。
 来年こそは……と、気持ちを改める今日このごろであります。